【2025最新】医学部受験クエストの特徴やコースを解説!生徒の口コミや評判は?

医学部受験 クエスト(以下、クエスト)は、その名のとおり医学部受験のための予備校です。10人以内の徹底した少人数制と、東大卒中心の実力派講師を軸にハイレベルな指導を実施し、毎年数多くの合格者を輩出しています。

今回はそんなクエストについて、具体的な医学部合格実績やコースの内容、通学にかかる費用などを解説。医学部医学科を目指す人は、ぜひ参考にしてください。

クエストの医学部医学科への合格実績は?

クエストは私立大学医学部を中心に、多くの生徒を難関大学合格に導いています。2023年度は84名、2024年は44名の医学部最終合格者を輩出しました。

具体的には、東京慈恵会医科大学、日本医科大学、順天堂大学、昭和大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学などです。また、千葉大学や群馬大学、福島県立医科大学、山梨大学といった国公立大学の合格者もいます。

高い指導力が特徴のクエストですが、その指導を受け、偏差値40程度から医学部に合格したという人も。公式ホームページでは、合格を果たした先輩たちの体験記が読めます。ぜひ、目を通してみてください。

合格体験記|医学部受験・東大受験の専門塾 クエスト|医学部受験 クエスト

クエストってどのような予備校?特徴を紹介

クエストが目指すものは、中途半端な教育でなく本物の「知」の教育です。

そのため、医学部合格に向け周到に用意されたカリキュラムや教材、優れた教師など、目標達成に必要なすべての教育資源をそろえています。指導過程では、集団指導と個人指導の2つの指導方法を使い分けるほか、塾長面談などを通じて受験に関するさまざまな問題のフォローも行なっています。

ここからは、クエストの特徴やコースについて、詳しく解説していきます。

塾長と面談!定期的に生徒・保護者へアドバイス

クエストでは、定期的に塾長による面談を実施しています。

面談では、塾長自らが、生徒の状況をもとに今後の学習計画を作成。何が苦手なのかを把握し、とるべき対策を具体的にアドバイスします。生徒のなかには、半年で模試の合格判定がEからAになったという人もいるほどです。

また、保護者との面談も欠かしません。生徒の学習状況を伝えるほか、受験大学を決める際には、生徒と保護者の双方が納得できるよう話し合いの機会を提供します。

指導方法は2つ!集団と個別の双方から合格へ導く

クエストには、高卒生(浪人生)・高3生を対象とした「集団指導」と、一対一の「個別指導(パーソナルクエスト)」という2つの指導方法が用意されています。

集団指導は少人数クラスで実施されるため、講師との距離が近いのが特徴です。クラスは校内テストの結果により能力別に分けられますが、一度の試験で固定化するわけではありません。校内テストは年8回と頻繁に実施しており、その都度クラスが変わります。

生徒にとっては努力がわかりやすい形で表れる制度であり、生徒同士が互いに切磋琢磨できる環境が整っているといえるでしょう。

また、集団指導では原則として、毎朝「早朝テスト」を実施。テスト結果で学習到達度を確認するとともに、学習内容の定着を図ります。

マンツーマンで指導を受けられる個別指導(パーソナルクエスト)は、個人面談をもとに進行します。学習計画の作成・授業実施・学習状況の確認・結果をもとにした今後のアドバイスを繰り返し、実力アップを目指していくのです。

基礎学力の補強からハイレベルな学習まで、あらゆるレベルに対応しています。授業時間や担当講師を自由に選べるため、融通が利くのも特徴です。

生徒に合わせたパーソナルな指導のため、推薦・AO入試の面接対策や小論文対策にも効果的といえます。基本的には集団指導の補強という位置づけですが、苦手科目の克服や得意科目の強化を目的に個別指導のみを利用することも可能です。

コースやカリキュラムについて、詳しくは後述します。

生徒を支える4つのフォローシステム

クエストには、生徒を合格へ導くための4つのフォローシステムがあります。以下で詳細をみていきましょう。

テストシステム

クエストではさまざまなテストを実施することで、学習内容や、典型問題の定着、学習課題の明確化を目指します。

具体的には、担当講師によるオリジナル問題の校内テストを年に8回行ないます(昼間部対象)。校内テストの結果により授業の理解度や定着度を客観視できるのが特徴です。また、校内テストの結果は通常授業のクラス分けにも用いられます。

昼間部を対象に、毎朝(月~土)実施されるのが早朝テストです。内容は授業の復習や典型問題が中心です。毎朝のトレーニングにより、医学部受験に必要な処理力を培います。名前のとおり早朝に行なわれるため、生徒のなかには「生活リズムを作るのに活用できた」という人もいます。

クエストでは、進学塾と連携した全統模試の受験も可能です。模試帳票には、全国とクエスト内での偏差値および順位が表示されます。ほかにも、授業開始直前の確認テストや、現役生を対象としたお帰りテストなどがあります。

クラス担任・チューター制

担任となるスタッフが、生徒の出欠や成績データ、学習計画の進み具合などを管理します。また、受験生活における悩みや問題についても、担任やフォロースタッフ、医学部生チューターが親身に相談に乗ります。

家庭通信

クエストでは月に一度、生徒の「成績・テスト結果」「ICカードの入退出記録」「学習状況」などを各家庭に報告します。こうした定期的な報告により、保護者も安心して通わせることができるでしょう。

添削システム

生徒がスムースに学習を進めるためには、授業担当講師と生徒の双方が、学習状況や理解到達度を共有することが重要です。そこでクエストが取り入れているのが、各科目の講師による添削システムです。

個別の添削指導を行なうことで、生徒は自身の弱点(基礎知識の欠如や理解不足)や、考え方の悪癖などに気付くことができます。

クエストでは原則として1週間に1~2題の課題が出され、添削は短いスパンで返却されます。

個々に合わせた細やかな指導により、知識の定着を図るだけでなく、効率良く楽しみながら学習を進めることが可能です。

クエストのコースやカリキュラムは?

クエストは、本物の「知」の構築を目指す予備校です。一人ひとりに合った指導方法を提供するため、前述のとおり、少人数制の「集団指導」とマンツーマンの「個別指導」の2つを整えています。

設置コース

はじめに、設置コースについて紹介しましょう。

集団指導

高卒生(浪人生)を対象とした「医学部コース 昼間部」と、現役生を対象とした「高校部(現役生対象)」があります。

集団指導の特徴は、10人以下の少人数を対象に、東大やシカゴ大など一流大学卒の講師が対話式演習授業を行なう点にあります。クエストならではの斬新なテキストを用いることで、高度な内容も明快に理解することが可能です。

入塾の際には、学力診断と塾長面談を行なっています。

また、東京大学を主軸として、国立大学の医学部や、上位私立大学にも対応できるカリキュラムを実施する「東大受験コース」もあります。1学期は基礎力形成、夏期は応用力、2学期は東大特化型添削指導を行なうことで、確実に学力を定着させます。講師による丁寧な添削指導が特徴です。

個別指導(パーソナルクエスト)

学生講師による「F-2コース」と、プロ講師による「P-2コース」があります。

医学部・東大受験を知り尽くした講師によるマンツーマン指導を行ないます。学力測定や模試の成績に基づく学習計画を策定したうえで、授業を実施。基礎学力の定着から高度な指導まで、生徒の学習進度や性格に合わせたサポートが可能です。

高校のクラブ活動との両立や、家庭の事情などを鑑み、時間帯の指定や授業日の変更などにも柔軟に対応しています(一部のプロ講師を除く)。また、担当講師からの授業報告書などを通じて、ご家庭にもしっかりと学習の進み具合をお知らせします。

カリキュラム

クエストの一般的なカリキュラムでは、独自のテキストを用いて自宅で予習や復習を行ない、受験に必要なパターンを習得します。そのあと、演習を兼ねて頻繁にテストをすることで学習の到達度を確認。テストの結果を踏まえて講義を受け、内容を整理することで知識の定着を図ります。

個別指導でも、授業を受けっぱなしにするのではなく、学習計画を作成したり、達成度確認テストをしたりしてフォローします。こうして、「わかる」だけでなく「できる」ようにすることを目指しているのです。

以下、科目別のカリキュラム内容を簡単に紹介しましょう。

英語

文法を重視し、知識を整理して身に付けることに重きを置きます。読み・書き・聞くを繰り返すことで言葉や文の構造を定着させ、次第に高度な内容の文章にチャレンジしていくのです。カリキュラムは「医系英語」、「英語総合」、「英語構文解説・演習」「英単語クエスト」などがあります。

数学

数学の本質=定理を見抜き、その論理に沿って整理することで、マニュアルだけでは理解できない数学の体系性を身に付けていきます。講師オリジナルの問題は、来年の予想問題としても有効です。カリキュラムは「医系数学」、「数学Ⅰ・A」、「数学Ⅱ・B」、「数学Ⅲ」、「スーパー数学」などがあります。

理科

大学受験に必要な、自立した思考技術を養うことを目標とします。そのため、概念の定義はもちろん、問題の含意や意図、式を立てる構成力や展開力など、訓練された技術力を身に付けていきます。カリキュラムは「物理体系講義」、「化学の達人」、「大学別直前演習」、「スーパー生物」、「理科確認テスト」などがあります。

小論文/面接

近年の小論文や面接重視の傾向を重要視し、データに基づいた分析と実際の医学部面接の担当者の助言をもとに、対応策を教授します。カリキュラムは「医系小論文」、「医系面接」などです。

国語/社会

国語/社会は、医学部受験では共通テストのための科目です。そこで、クエストでは最小限の時間で高得点を狙う早期速成法を構築。共通テスト対策に振り切った受験講座を開講しています。カリキュラムは「共通テスト古典」、「共通テスト現代文(基礎国語)」、「東大演習国語、(東大現代文、東大古典)」、「共通テスト地理」、「共通テスト公民」などです。

クエストの講師の特徴は?

クエストには、医学部受験に強いプロ講師が多数在籍しています。東大卒、東大院卒、シカゴ大院卒といった超一流大学の出身者や、大手予備校の実力派講師をはじめとして、出版書籍が多数ある講師や、現役の大学講師・研究者も。

そのようなハイレベルの講師陣が、学問の本質・正攻法を丁寧に身に付けさせる、質の高い授業を徹底しているのが特徴です。

また、少人数制または個人指導のため、講師と生徒の距離が近く、一人ひとりに目が届くのも利点です。対話式の演習授業のため、質の高い講師陣に疑問点をいつでも質問できます。

クエストの授業料・学費はいくら?

予備校選びの際に気になるのが、学費や季節講習代といった料金でしょう。

クエストでは、コースごとに入会金や学費が異なります。各コースの入会金と年間授業料は下表のとおりです。

【集団指導:2025医学部コース 昼間部生(正規会員)】

入会金19万8,000円
授業料255万0,000円
学費総額274万8,000円

【現役生(高3~中1生)】

入会金2万7,500円
春期講習(5回)4万500円
一学期講習(11回)8万9,100円
夏期講習(8回)6万4,800円
二学期講習(11回)8万9,100円
冬期講習(3回)2万4,300円
プレ講習(6回)4万8,600円

【パーソナルクエスト(個別指導)】

入会金 2万7,500円
F-2コース(学生講師)
月4回(週1回2時間)
浪人生・高3生 5万円
高2生以下・中学生 4万8,000円
P-2コース(プロ講師)
月4回(週1回2時間)
浪人生・高3生 7万1,000円
高2生以下・中学生 6万9,000円

クエストの評判は?

最後に、クエストに通ったことのある生徒からの評判を紹介します。

講師が熱心

「どの科目の講師も熱心で、講義だけでなく、質問への対応や添削指導も丁寧だった」
「幅広い知識をもとにした雑談なども、学習を維持するモチベーションにつながった」
「講師オリジナルの教材は受験に最適で、苦手分野を集めた問題集を渡してくれるなどの配慮もあった」

個人に合わせた学習ができる

「校内テストにより少人数クラスに分けられるため、自分に合ったレベルの授業が受けられた」
「毎日の早朝テストなどにより、規則正しい生活パターンを確立できた」
「定期的な塾長面談により、今やるべきことや受験ノウハウを明確に教えてもらえた」

校舎の雰囲気

「自習室が2つあるため、自習スペースとして活用できた」
「空き教室では、生徒同士で教えなうなどの交流もあった」

まとめ

クエストは、国公立・私立大学の医学部受験に特化した予備校です。

クラスは少人数制で、医学部に合格するためのカリキュラムが組まれています。実力と熱意を兼ね備えたプロの講師陣が、講義だけでなく添削指導、質問への対応など学習を丁寧にサポート。また、毎日の早朝テストや塾長による定期面談により、規則正しい生活や受験へのモチベーションを維持することが可能です。

クエストに入塾するには、学力診断と塾長面談を受ける必要があります。医学部受験を目指す生徒は、ぜひ一度クエストにお問合せください。

医学部受験 クエスト 公式サイト