【科目別】物理の成績を伸ばしたい! 物理で受験する人におすすめの塾・予備校の選び方

大学入試の理科には「物理・化学・生物・地学」の4科目があります。このうち、物理は暗記が少ないと言われている科目です。しかしその分、計算の量がとても多いので決して楽な科目ではありません。また、物理では「概念の理解」が最も重要と言われており、そのための対策が必要となります。

しかし、物理の概念は感覚的に分かるものではなく、独学で完璧に理解することはなかなか難しいでしょう。物理の成績を上げるためには、塾や予備校に通ってプロから指導を受けるのがおすすめです。この記事では、物理の学力を高めたい受験生に向けて、物理を勉強する上で大事なことや塾・予備校の選び方をご紹介します。

塾・予備校を使って物理の成績を伸ばす方法とは?

物理の成績を伸ばすためには、どんなことを意識すればいいのでしょうか? ここでは物理を学ぶ上で押さえておくべきポイントを解説し、塾や予備校で物理を習う意味について見ていきましょう。

物理は「概念」を理解することが重要! 塾・予備校の講義で勉強だ

物理は化学や生物と比べて暗記量が少ない科目で、その代わりに計算で答えを導き出す問題が多く出題されます。そのため、数学が得意な人は併せて物理を選ぶと良いとも言われています。

物理では、数学と同じように多くの公式が登場します。公式を覚えることはもちろん大切です。しかし、ただ暗記するだけでは物理の学力は伸びません。ここで重視すべきなのは「その公式がなぜ成り立つのか」「その公式をいつ、どのように使えるのか(適用条件)」を理解しておくことです。

そもそも物理学とは大まかに言うと、自然界の物質や現象を、法則にのっとって数式から解明しようとする学問です。物理が数学と異なるのは、数式と同時に「現象」をイメージしなければならないという点でしょう。数式だけを解いても、あるいは事象だけをイメージしても、物理の問題を解くことはできません。物理を学ぶのであれば、まず物質や現象の「概念」をよく理解した上で数式を扱う必要があるのです。

具体的に考えてみると分かりやすいかもしれません。高校物理では、「力学・熱力学・波動・電磁気学・原子物理」という5分野を扱います。このそれぞれの分野の計算では、数字だけでなく単位・文字が出てきます。例えば、力を表す「N(ニュートン)」、熱量・エネルギーを表す「J(ジュール)」、振動数・周波数を表す「Hz(ヘルツ)」、電流を表す「A(アンペア)」など・・・。このような単位や文字が出てくると混乱してしまう人が多いのは、概念を理解できていないためです。

このような概念を理解するのは独学では難しいので、塾・予備校のプロ講師を頼りましょう。

物理を塾や予備校で学ぶ意味とは?

教科書や参考書を自分で読んだだけで、公式の意味や使い方を全て理解し、実践で生かせる受験生はほとんどいないでしょう。浪人をして、すでに基礎ができているのであれば独学でもいいかもしれませんが、現役生はまず物理のプロから教わることをおすすめします。実際に、独学で物理の勉強を進めたはいいものの、行き詰まってしまい予備校で一から学び直すという人も多いのです。

また、文系でも国公立志望などの場合、大学入学共通テストで理科が必要になります。共通テストの物理は、概念を理解できているかどうかを判断する良問が多いと言われています。逆に言うと、概念をよく理解できていれば高得点を取れるというわけです。大学入学共通テストで物理を選択する予定の人にも、塾・予備校で学ぶ意味は大いにあります。

物理の成績を伸ばせる塾・予備校を探すポイント

それでは、物理の成績を伸ばせる塾・予備校を探すためには、どんなポイントをチェックすればいいのでしょうか? 一つずつ挙げて解説します。

公式の丸暗記はNG! 深い理論まで教えてくれる先生を探そう

物理の成績を伸ばすためには、まず理論から理解する必要があります。「理論の部分を深く教えてくれるかどうか」を軸に、良い講師を探しましょう。とりあえず公式だけ教えて、「これに当てはめて解く」といった教え方をする講師は避けてください。高校物理では五つの分野が出題されます。各分野の理論を教わってみて、ピンとくればその講師と相性が良いと言えるでしょう。

また、授業では講師が実践問題を選び、生徒に課題として出すことがありますが、この時にいわゆる「良問」を選んでくれるかどうかも判断基準になります。さらに、別解を教えてくれるのは良い講師であることが多いでしょう。別解を知ることで同じ問題をさまざまな角度から見られるようになり、理解が深まるためです。

物理は講師の教え方によって、成績が上がるかどうかの差が大きい科目と言われています。通いたい塾・予備校がある程度絞れたら、まずは体験授業を受けてみてください。体験授業では以下のようなポイントをチェックし、教え方のうまい先生を見つけましょう。

  • 公式の丸暗記ではなく、基礎の理論から教えてくれるか
  • 概念を理解できる「良問」を選んでくれるか
  • 別解を教えてくれるか

質問のしやすさを重視しよう

物理では「概念」の理解が重要になってきます。ここをきちんと身に付けるためには、自分が分かるまで何度も質問をするのが有効です。

塾・予備校選びの際には、質問しやすそうな環境かどうかをチェックしましょう。大学生などのアルバイトが質問に答える場合もありますが、おすすめは物理のプロ講師が答えてくれるところです。しかしどの塾・予備校でも、基本的には講師の空き時間に質問をすれば答えてくれますが、忙しくて対応できないこともあるでしょう。

個別指導であれば、疑問をしっかり解消しながら学習していくことができます。個別指導で基礎を固めてから、集団授業でどんどん演習問題を解いていく、という方法もあります。

しっかりと学習指導してくれるところを探す

大学や学部によって、出題範囲は異なります。例えば、一般的には五つの分野のうち「原子物理」はほとんど出題されないと言われていますが、例年、医学部や理学部では出題されることもあるのです。原子物理に力を入れる必要はないものの、完全に捨ててしまうのはおすすめしません。また、微積やベクトルは高校物理では扱いませんが、東大など最難関大を目指す場合は使えたほうがいいと言われています。

自分だけで出題範囲を予測し、「原子物理は出ないだろう」「微積・ベクトルはいらないだろう」などとヤマを張るのは避けましょう。特に予備校の講師は各大学の過去問を研究しており、出題傾向を熟知しています。受験のプロの知恵を借りながら、志望校・志望学部を受ける上で適切な範囲を学習してください。

また、いくら物理の成績を伸ばしたいと言っても、英・数の学習をおろそかにしてはいけません。これらの主要教科は理科よりも配点が大きいことが多いので、きちんと点数を取れるようにしておきましょう。理系国公立志望なら、国語も押さえておく必要があります。

特に現役生はカリキュラムに余裕がなく、学習ペースの配分が勝敗を分けることも少なくありません。塾や予備校の中には、アルバイトではなく大卒以上のプロが学習指導をしてくれるところもありますので、このようなサポートが手厚いところを選びましょう。

映像授業もおすすめ

先述した通り、物理は概念が理解できるまで繰り返し参考書を読んだり、講師の解説を聞いたりすることが大事です。そこでおすすめなのが映像授業です。映像授業であれば分からなかった部分を巻き戻したり、一時停止して調べながら見たりできます。

現在は映像授業を活用している予備校もいくつかあり、自宅からプロ講師の授業を視聴することも可能です。大手予備校でも多くの場合、映像授業が用意されています。授業を見ても分からないことがあれば、チューターやアドバイザーと呼ばれるスタッフに質問するのもおすすめです。

大手予備校の物理講座の特徴とは? 口コミもご紹介!

予備校に通おうと考える人の多くは、東進ハイスクール・河合塾・駿台予備校といった大手をまず検討するのではないでしょうか。そこで、これらの予備校の物理講座にどんな特徴があるのかをご紹介します。実際に受講した先輩たちの口コミも集計しているので、参考にしてください。

東進ハイスクール・東進衛星予備校

東進ハイスクール・東進衛星予備校では、物理だけで50前後もの講座がラインアップされています。全分野を一通り網羅できる講座に加えて、「スタンダード」「難関」「ハイレベル」とレベルに分かれた演習も「力学」「波動」「電磁気」といった分野別に用意されています。苦手な分野を集中的に対策したい人にもおすすめです。

カリスマ講師や、業界でも評判の高い講師がいることも東進の魅力です。ホームページでは講師一人ずつの短い授業映像を見ることができますので、相性の良い先生を探してみてください。

高校の物理は結構公式を覚えさせれることが多かったのですが、なぜその原理が成り立つのか理屈が知りたかったので予備校で物理を学びました。

実際にお試し授業を受けて目的にあった授業をしてくれそうな講師から学ぶことができました。理屈を知ることで単に丸暗記するよりも理解が深まりますし、何より物理が楽しくなりました。

ですので、高校の先生から学ぼうとするのではなく、予備校などの色々な講師から学ぶことはプラスになると思います。

2年生から物理は勉強し始めたので、できるだけみんなに早く追いつきたく、入塾した。

宮内舞子先生に学んだ。色彩豊かな板書で、非常に見やすかった。

説明しにくい現象を、難しい言葉を使わず、かつ本質を突いた説明によって、学力が伸びた。

学校では怠惰な生活を送っている生徒が少なからずいるが、予備校にはそういう生徒はいなかった。それがモチベーションとなった。

高校に、大学受験を真剣に考えている人がいないとき、そして、対面式の授業が苦手で、でも効率的に勉強をしたい人に東進をお勧めしたい。

まずは学校の授業と予備校の授業を受けることで、2度同じ内容を学ぶことになり、復習になって良かったです。特に物理の公式は暗記するよりも問題を実際に解いて感覚で覚える方が確実に早いので、テキストの問題を解き、直後に解説が聞ける映像授業は暗記が苦手な僕にとても合っていました。

僕は宮内先生の授業を受講していたが、全ての単元でとても基礎的な分野から全て解説してくれたので、高校3年生まで勉強不足だった僕にとってとても助けになりました。お陰で第2志望だったが国立の大学に入学できました。

特に物理は基礎さえしっかりしていれば割と本番でどうにかなる教科です。基礎から全て復習したいならこの授業をお勧めします。

大学受験のための予備校と言えば、受験テストでとにかく良い点を取るためのテクニックを中心に、詰め込み型の授業やテストをする傾向が多いと思われるが、この予備校では物理に関してはそういったテクニック中心の授業ではなく、各種物理現象のイメージを頭の中にクリアに持てるように、なぜそのような現象になるのか、そしてそれらがなぜこのような公式になるのか、といった意味や背景などを徹底的に丁寧に説明してくれるため、基本問題だけでなく、少し捻ったような応用問題であっても容易に回答を導けるような教え方をしてくれ、とても工夫している授業だと感じた。

もともと、どのように物理を勉強して良いかさっぱりわからなかったが、この予備校の物理の講座を受けることで、即効薬ではなかったが、じわじわと物理の学力がつく、例えると漢方薬のような授業だったと、あらためて受講した後に感じた。

河合塾

河合塾の通期講座を見ると、あまり物理が充実しているとは言えません。例えば高3・関東の物理講座を調べてみると、9種しか開講されていない上、分野別の講座はありませんでした。分野ごとに対策したい人は、夏期講習などでカバーしましょう。

また、映像授業を中心に進める「河合塾マナビス」も展開しています。約1000講座が用意されており、全国に約330校ある校舎、または自宅でも受講できますので、チェックしてみてください。

この講座を受講する前は、私は物理というものがよくわかっていなかった。なんとなく立式をして、なんとなく解いているだけであった。

しかし、この講座を受けたことによって、物理現象を理解することができるようになった。というのも、講師は立式の仕方という基本的なところから懇切丁寧に教えてくれ、非常に明快な解説をしてくれた。

小手先ばかりのテクニックに頼っていたころと比べて、模試での点数の伸びがかなり良くなったと感じた。

当時、勉強嫌いだったので教科書や参考書、問題集をなんとなくなぞるような学習方法をしており、平均的な成績しか取れていませんでした。

いま思うと、やはり予備校講師の方は受験のプロ。重要な公式や、それが重要とされる根拠などもわかりやすく提示してくださり、こちらも「覚える必要があるものなのだ」と思い、よい意味で盲目的に講師の方を信頼して勉強に打ち込むことができました。

実際に、予備校に行き始めてからは勉強に対するモチベーションや考え方も変わり、特に物理は重要な単元がはっきりしているためか成績の伸びも実感しやすかったです。

物理を基礎から学び直す必要があったので、標準テキストから始め、後期はTテキストに移ることができたので、基礎から発展まで学ぶことが出来た。

河合塾はあまり理系に力が入っていないと言われるとおり、あまり物理の講師は名物と言われる先生は京都校にはいなかったので、名物先生の授業を受けたいなら医進館がおすすめ。

一方でテキストは1問で範囲がカバー出来ている良問が揃っているため、テキストを自分でやり込むだけで十分力はつくと感じた。

予備校に通ったことで、微分方程式を使った解法や裏技的な解法を習えたのは大きかった。

駿台予備校

駿台もそれほど物理の講座が充実しているわけではありません。首都圏・高3向けだと、レベルごとに「物理」「スーパー物理」「スーパーα物理」があります。また、医学部対策や東大・難関大対策の演習が開講されています。映像授業としては、高3生向けに共通テスト対策が用意されているのみとなります。高1・高2生向けだとさらに講座のバリエーションは減ります。

駿台は、マンツーマンで指導を受けられる「駿台個別教育センター」も展開しており、北は仙台から南は福岡まで校舎があります。完全オーダーメイドでカリキュラムを組んで対策できますので、こちらも検討してみましょう。

浪人生の部だったため、カリキュラムとして授業が組み込まれていました。先生は穏やかで、何かに面している所には必ず力が働いているということ、摩擦力の向きの考え方など、基礎的な考え方から教えてくださいました。(苦手な人向けにオススメの参考書も教えてくださるなど、親切な先生でした)

やはり物理は、最初の敷居が高い科目だと思うので、独学では理解が難しいところがあります。得意な人はもちろん、物理が苦手な人にこそ、おすすめできる講座だと思います。

まず物理の面白さが知りたいと思って講座を受講しました。大きな声で話す講師ですこし厳しい雰囲気でしたが、身を引き締めて学べました。

物理はまずよく使われる公式を覚えるだけでなく、その公式がなぜ証明されるのかを知る必要があることを予備校で説明してもらい学びました。公式を使う意味を理解することで応用的な問題も解けるようになりましたし、かつ公式が以前よりも定着して覚えることが出来ました。

対面式の授業なので私たちの納得度に合わせて授業を進めてもらえますし、質問も授業後にできてよかったです。

自分で計画して勉強をできるひとよりも、ニガテな科目を後回しにしてしまうタイプの人にはすごくお勧めです。

物理に特化した塾活用してみよう

それほど多くはありませんが、物理に特化した塾も存在します。大学に入ってからも役立つ知識・理論を教えてくれるところが多いので、ぜひ参考にしてください。

多摩理科教室

物理・数学・化学を専門としている塾で、基礎から東大・京大受験対策までさまざまなレベルに合わせた授業を行っています。申し込みは先着順となっているので、募集状況をホームページで確認してみてください。

教室は東京都府中市ですが、「動画コース」では通塾の場合と同じ授業を自宅から受けることができます。遠方の人はこちらを利用しましょう。

PHYSICA

PHYSICAは数学・物理専門の塾で、「桜蔭生コース」「武蔵生コース」「附属高生コース」など学校別の指導コースがあることが大きな特徴です。「物理考房」というコースでは、東大をはじめとした志望校対策ができますが、その前にまず物理で習うさまざまな現象を受験生自身が体験し、物理を学ぶ面白さを知ることができます。

東大合格者を毎年輩出しており、卒塾生は研究者としても活躍しています。難関大を目指しており、しかも大学で物理を学ぶつもりの人におすすめです。

物理専門塾ガリレオ

完全個別指導の物理専門塾です。「わからなければ実験してみる」という特徴があり、実験を多く行うことで、物理に登場する現象を肌で感じながら覚えることができます。レベルの高い指導を受けることができ、学校の授業を先取りして学びたい人や、将来的に物理を専攻したい人に向いているでしょう。

教室は静岡県静岡市なので、近い人は通塾を考えてみましょう。最近ではSkypeを利用したオンライン授業も開始され、全国どこからでも受講できるようになりました。

その他、主要な予備校の物理講座に対する口コミは?

代々木ゼミナール

自分のペースで勉強したかったのと評判が良かったのが始めるきっかけになりました。

本部校の講義をそのままオンラインで受けられたり、数多くの講座の中から自分の能力に合わせて学習できるのが良かったです。

また、講師の添削を受けられるのも心強くていい勉強になると思います。

学校別対策まで徹底指導してくれるので、難関大学を目指す人にもおすすめですね。

いつからでも受講できて、一人ひとりに合った勉強の仕方などもサポートしてくれるので安心して勉強できます。

学校の授業では教師の話がうまく理解できず、教科書独学で定期テストなどを乗り切っていました。

受験に際して予備校を受講し、良くも悪くも全般としては試験のテクニックに絞った学習法にはなりましたが、物理学の講師はある程度原理主義的な方で、私との相性も良かったように思います。現象の基本となる考え方をまず丁寧に説明してくれたため、かえって応用がきくようになり、問題も解けるようになったと記憶しています。公式も最低限覚えてあとは自分で導けるような方式で、自分にはとても合っていましたが、思考より記憶が得意な人には向かなかった講師だったかもしれません。

代ゼミの人気講師である漆原晃先生に習っておりました。私は高校性の頃は文系のクラスに所属しており物理は未履修でしたが、漆原先生の講義は初学者でも大変に理解しやすかったです。

漆原先生の授業で良かった点は、問題演習が終わるごとに解法の手順をマニュアル化して下さったことでした。問題を解く時はまず何をするか? その次は何をするか? 順番を教えてくださったのが、問題を解く上でとても役立ちました。

授業では様々な物理現象を具体的にイメージできるように道具を使って実演して下さった点も理解しやすかったです。また授業では物理に関連した雑談もして下さり、飽きることなく授業を受けられました。

スクールIE

物理の公式の成り立ちが授業では理解できず、学校の先生は苦手な人ばかりだったので塾に通いました。学校では、公式をただ暗記するだけだったので解いたことのある問題以外は解けず、模試での成績も伸び悩んでいました。その旨を塾の先生に伝え、公式の意味から練習、発展問題まで理解するまで教えていただいたため模試の問題も自力で対応できるようになりました。先生が大学生だったのですが、大学ではこういう風に物理を学んでいるよと教えてもらい、微分、積分を用いた公式の変形を行えるようになりました。通い始めたのが3年生中盤だったのでかなり伸びたわけではないのですが、センター試験で90点近く取ることができました。

先生が自分の苦手を分析、指摘してくれるので自分で質問することが苦手な人にはお勧めです。

北九州予備校

センター試験のような誘導のない短答形式の問題に苦手意識があった。

受講した物理の講師は生徒との距離が近く、質問しに行きやすい環境であった。

授業は予習ベースのものであったが、問題を解く上で必要な知識の確認に授業前半の時間があてられ、予習内容の解答は授業後半の時間があてられた。適宜、要点をまとめたプリントも配布された。

また、授業では扱わない難易度の高い2次試験形式の問題をプリントしたものが予備校のフロントにおいてあり、希望する者はその解答をフロントに預けることで添削されたものが翌週までに帰ってくるようなシステムがあった。