芝浦工大、創立100周年に向けて大宮キャンパスを再整備ーーe-スポーツスタジアム併設の新校舎を整備

芝浦工業大学は2023年8月16日、創立100周年のプロジェクトの一環として大宮キャンパスを再整備すると発表した。キャンパス北ゾーンに新校舎を建設。研究施設のほか、e-スポーツスタジアムなどを整備する。

同大学は2027年に創立100周年を迎えるのに合わせ、長期ビジョンである「Centennial SIT Action」を進めている。大宮キャンパスの整備もその一環で「Omiya Campus Master Plan 2027」(略称:O-CAMP2027)と名付けた。

大宮キャンパスは1966年に開設され、工学部とデザイン工学部の1・2年生、システム理工学部の全学生、大学院生が学んでいるほか、部活動やサークル活動の拠点にもなっている。

新たに建設される新校舎は敷地面積約14万5000平方メートルで、地上7階建て。2024年3月に着工し、2026年3月に完成する予定。スポーツ健康科学や医工学、化学系、情報系、環境系の研究施設のほか、新体育館、e-スポーツスタジアム、社会貢献施設の地域健康増進センターなどが整備される。

同大学は今後、大宮キャンパスの各施設を段階的に更新・拡充し、教育研究体制を見直すとともに、SDGsや脱炭素などに配慮し、社会貢献活動にも取り組みながら、キャンパス環境の改善を目指すとしている。

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創立100周年に向けて大宮キャンパスを再整備 教育・研究による社会貢献を具現化する環境へ

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