【桃山学院大学】工学部を2026年4月に開設|大阪南で初の私立工学部が誕生

桃山学院大学は、2026年4月に工学部を新設する予定であることを発表した。同大学が位置する大阪南エリアにおいて、私立大学としては初の工学部が誕生する。

大阪南エリアは、「ものづくり産業」が集中する地域である。同学部では、地域と連携する「超実践型」および「課題解決型」の学びを提供し、即戦力となる技術者の育成を目指す。

同学部には、機械システム工学専攻、電気電子システム工学専攻、都市デザイン工学専攻の3専攻を設置する計画だ。学生は工学分野の専門科目に加え、情報・データサイエンスやビジネス分野も学び、文理融合的な視点を持つ技術者を育成する。

教育体制の特徴として、1年次に複数専攻の基礎科目を学び、2年次以降に専攻を選ぶ「レイトスペシャライゼーション方式」を採用する予定だ。これにより、学生は興味や適性を見極めながら進路を決定できる。

また、教員1名あたり学生20名程度の少人数制で、教員と実務家教員による丁寧な指導体制も整備する。

さらに、産学官連携を重視し、地元企業や行政との協定を通じてインターンシップやPBL(課題解決型学習)を導入する計画だ。実社会の課題に取り組みながら、技術力とマネジメント力を同時に養うことを狙う。

同学部の入試制度は、一般選抜、公募制推薦、総合型選抜(専願制・併願制)、大学入学共通テスト利用入試などの実施を予定している。試験科目は、数学、理科(物理・化学)、英語などから選択して受験する見込みだ。

関連リンク

2026年4月、工学部※開設予定(設置認可申請中)!※学部長就任予定者決定

MGE|工学部

関連記事