高校生の夏休み、勉強でどんな悩みがあった? 「やる気にならない」「苦手科目を克服できない」などの解決策も紹介

サマリー

  • 夏休み前の悩み、最も多かったのは高1~2「勉強をやる気にならない」、高3「苦手科目を克服できない」
  • 最も深刻な悩みは、「勉強をやる気にならない」。4人に1人が悩んでいる
  • 勉強する気にならない。先輩たちの解決方法は「塾の自習室を使った」「環境を変えた」「とりあえず机に向かった」「勉強を記録するアプリを使用」

調査概要

1カ月以上も続く夏休み。文化祭や体育祭などの秋の学校行事へ向けての準備、部活動、ボランティア活動、アルバイト、友達との遠出、家族との旅行など、高校生の夏休みにやっておきたいことはたくさんあることでしょう。

しかし、大学進学を考えているのなら、「これまで学んだことを復習する」「2学期以降の履修範囲を予習する」「志望大学の過去問に取り組む」など、夏休み中の勉強を疎かにしてはいけません。夏休みという長い期間を有効に活用して、成績アップにつながるよう学習を進めておきたいところです。

ただ、学校が休みとなり、夏休みには自宅や図書館などで1人で勉強する人も多いと思います。「ついサボってしまって、計画どおりに進まない」「苦手科目の問題が分からない」「部活動があるので勉強時間を確保するのが難しい」といった悩みを少なからず持っているのではないでしょうか。

そこで塾・予備校比較ナビでは、先輩たちが夏休みのこの時期、勉強面でどんな悩みを持っていたのかを調査。その悩みをどうやって解決したかも合わせて聞いてみました。

自分と同じような悩みを持っていた先輩のアドバイスをチェックして、この夏の勉強を実りあるものにしてください。

調査結果

夏休み前の悩み、高1~2「勉強をやる気にならない」、高3「苦手科目を克服できない」

今回の調査では、19~22歳の大学生400人に、高校1年、高校2年、高校3年の夏休み前の次点で、勉強や進路のことについて、どんな悩みを持っていたかと質問してみました。

その結果は次の通りです。

Q1.あなたは高校1年、高校2年、高校3年の夏休み前、勉強や進路のことに関して、それぞれどんな悩みを抱えていましたか?(n=400) ※複数選択可能

高校1年では「勉強をやる気にならない」(48.3%)、「勉強に集中できない」(44.3%)、「苦手科目を克服できない」(38.8%)といった悩みが上位に。高校2年になってもこれら3つの悩みはほぼ変わらず、「勉強をやる気にならない」(51.0%)、「苦手科目を克服できない」(43.8%)、「勉強に集中できない」(41.3%)となりました。

高校3年になると、大学受験本番が迫ってきただけに「勉強をやる気にならない」(43.0%)といった悩みは減ってきたようですが、「苦手科目を克服できない」が54.0%と最も多くの人が抱える悩みに。「志望大学に合格できないかもしれず不安」と感じる人も50.8%と急増。「勉強を計画どおりに進められない」(46.3%)といった悩みも増えていました。

最も深刻な悩みは、「勉強をやる気にならない」。4人に1人が悩んでいる

先輩たちが高校1年、高校2年、高校3年と勉強や進路の面でどのような悩みを抱えていたか分かりましたが、こうした悩みのうち、特に深刻だった悩みはどれだったのでしょうか。

今度は単一回答形式で「最も深刻だった悩み」を聞いてみたら、「勉強をやる気にならない」が23.8%と最も多くなりました。4人に1人がこの問題に最も悩んでいたようです。

Q2.あなたが高校時代の夏休み前に抱えていた勉強や進路のことに関する悩みのうち、最も深刻だったのはどんな悩みですか?(n=400)

勉強する気にならない。先輩たちの解決方法は「塾の自習室を使った」「環境を変えた」「とりあえず机に向かった」「勉強を記録するアプリを使用

こうした悩みに、先輩たちはどう対処してきたのでしょうか。最も深刻だった悩みをどうやって解決しようと試みたかと質問したところ、次のような回答が寄せられました。

[勉強をやる気にならない 悩みの解決方法]

  • やる気が出ずにスマホやテレビに気が散ってしまってたので、放課後は学校に残ったり、カフェに行ったりして環境を変えることでとりあえず勉強をし始めた。そうやってやる気を出していった
  • 環境を変えた。私は遊んでばかりいて、周りの友達もみんな遊んでばかりだった。でも勉強する子と仲良くなって、自分も勉強しようとやる気がでてきた
  • 先輩の進路先を参考にネットで調べて、目標を明確にし、それをもとに今やるべきことを決めてやる気を出した
  • 親に相談して塾の自習室を使った
  • 塾に行ってチューターに相談した
  • 塾では苦手科目、自習とかは得意な科目、というように場所を分けて取り組んだ
  • 放課後はすぐ帰るのではなく、友達と学校に残って勉強した
  • とりあえず机に向かう日を増やした
  • 勉強道具のみ持ち出し、娯楽のない部屋で勉強した
  • 勉強を記録するアプリを使用した
  • 学校や図書館に出掛ける
  • 勉強が終わったあとに自分にご褒美のようなものを設けた

[苦手科目を克服できない 悩みの解決方法]

  • 塾に通ったり、動画コンテンツを見たりした
  • 先輩方といろいろお話した。その勉強が得意な友人に聞いた。先生に質問した
  • 人に相談した。意外と簡単に解決することがあったり、心が軽くなってだいぶ精神的に良くなったりすることがあった
  • 塾で先生と相談した
  • 講師から教わった方法で勉強した
  • ひたすら基礎から
  • 特に解決しようとはせず、単純に受験科目を変えた
  • 苦手科目の英語が2次試験にない大学を探した。つまり逃げた。センター試験の英語はセンターの過去問を解いてセンターだけに特化した
  • 一般入試は無理なので、推薦に切り替えた
  • とにかく優しい参考書を解いて基礎固めをした
  • 中学の範囲とかものすごく簡単なところからやり直した

[勉強に集中できない 悩みの解決方法]

  • 学校でなるべく勉強する
  • 塾に通いました
  • やるしかないと割り切った
  • 息抜きする行動を行う。カフェに行く、音楽を聴くなど
  • ケータイを取れないところに置く
  • 将来のためだと言い聞かせる
  • 20分勉強して10分休憩を繰り返していた
  • 仮眠を挟む
  • 場所を変えながら勉強する

[志望大学に合格できないかもしれず不安 悩みの解決方法]

  • とにかく塾に頼った
  • 塾の講師に相談しました。歳も近くていろいろな悩みごとの相談にも親身になり答えてくれて頑張れたと思います。親や学校の教師は一般的な正論しか言わないので信用できなくなっていました
  • 進路指導の先生に相談したり、志望大学の過去問等を解いたりした
  • ひたすら勉強

[効率的な勉強方法が分からない 悩みの解決方法]

  • 登校時間などの空き時間を有効に活用した
  • 様々な勉強を試してみた
  • 量で補う
  • 効率を考えずに多くの時間をかけて多少の効率の悪さを超えた
  • とにかく自分に合ってると考えたものは試した
  • 手当り次第、YouTubeの動画を参照した
  • 頭いい人の勉強法を真似した

[勉強を計画どおりに進められない 悩みの解決方法]

  • 講師に相談して効率のいい勉強法や自分に必要な問題を解くようにした
  • 塾講師のアドバイスを相当もらいました
  • 計画を細かく立てた。でもその通りに進まなくてもやりきればいいというふうに決めた

[進路/志望大学を決められない 悩みの解決方法]

  • コロナ禍での受験になり今まで希望していた大学でいいのか、学部は変えた方が将来の就職にいいのか悩みました。父親や祖父からコロナが終息すれば留学や専門的に学びたければ大学院という選択肢もあるし編入も出来る事を聞き安心して志望大学を決めました
  • とりあえず知っている大学の名前を並べて、それぞれオープンキャンパスに参加した
  • 担任の先生や、学年主任の先生に相談してみたり、自分からオープンキャンパスに積極的に参加したりすることで自分がしたいことや学びたい場所を明確化しました
  • まずは自分で考えてみて解決しなかったら、自分のことを客観的に見て素直な意見をくれる友達や先生に相談した

[大学に進学する意味を見出せない 悩みの解決方法]

  • いろんな人に大学に行った理由を聞いた。聞いた結果、そんなに大した理由でなくてもいいと感じて悩みはなくなった

[勉強と部活動の両立が難しい 悩みの解決方法]

  • メリハリをつける。部活を精一杯やって勉強を精一杯やる
  • 部活が終わってから勉強一本にした
  • なるべく移動中に勉強したり、効率よく勉強することを心がけた
  • 週に1日、勉強の消化日を作って予定範囲を無理やり終わらせた

[勉強や進路について親の干渉が多い 悩みの解決方法]

  • 親が志望校への受験を許してくれず、浪人しながらアルバイトをして受験料を捻出して勝手に合格した。先に周囲に合格を報告して親が後に引けない状況を作って学費を出して貰った
  • 諦め。とりあえず金を稼げるようになるまでは親の言いなりに従う。そこからが私の人生だと思う
  • 妥協点を探し、その大学を受けた

調査手法

  • 調査期間:2021年6月24日~25日
  • 調査対象:19~22歳の大学生 400人
  • 調査方法:インターネット調査

まとめ

夏休みを迎えた高校生の皆さんにも、先輩たちと同じような悩みが少なからずあるかと思います。今回の調査レポートの中に、その悩みを解決するヒントになりそうな情報があったでしょうか。

先輩たちが紹介してくれた解決方法の中には、「塾に行ってチューターに相談した」「講師から教わった方法で勉強した」「とにかく塾に頼った」といったように、塾・予備校を活用して勉強の悩みに向き合ったという回答も目立ちました。

夏休みは、まとまった時間を取れる良い機会になります。まだ塾・予備校に通っていないようなら、この夏休みに時間を使って、1度、塾・予備校を活用することを検討してみてはいかがでしょうか?