低価格で自宅などから利用できる「ネット(オンライン)予備校」に注目が集まり始めています。
しかし、利用者が増え始めたのはここ最近のことです。「そもそもネット予備校って、普通の予備校とどう違うの?」と分からない人もいるかもしれません。
また、どのネット予備校を利用しようかと検討を始めてみたものの、「どのネット予備校の評判がいいのか、よく分からない」「各ネット予備校のサービスを比較するとき、どんなところをチェックすればいいのだろうか」と悩んでしまう人も多いことでしょう。
そこで、こちらの記事では
- ネット予備校とは何か
- ネット予備校のメリット
- ネット予備校の デメリット
- ネット予備校の選び方
を解説した上で、大学受験におすすめのネット予備校6校+αをご紹介します。
自分に合ったネット予備校を選んで志望校合格をつかみ取りたい高校生や保護者の方は、ぜひご覧ください。
ネット予備校とは?
そもそも「ネット予備校」とは何なのでしょうか。
ネット予備校とは、パソコン・タブレット・スマートフォンなどの機器とインターネット環境さえあれば、映像授業をネット動画で視聴できる学習サービスです。校舎まで足を運ばなくても、予備校・塾で受けるのと同等レベルの授業を受けることができます。
高校生ともなると、学校の授業はもちろん、学校行事に部活にと大忙し。「とてもではないけれど、予備校・塾に通う暇なんてつくれない!」と悲鳴を上げている人も多いことでしょう。
あるいは、地方に住んでいるため、近所に質の高い授業を受けられる予備校・塾が無く、困っている人も少なくないはずです。
そのような人たちもネット予備校を活用すれば、スキマ時間でいつでもどこでも質の高い授業を映像やテキストで受けることができます。
ネット予備校は、忙しい高校生や地方に住む高校生の救世主とも呼べる学習サービスなのです。

ネット予備校のメリット
ネット予備校のメリットとしては、次の5つが挙げられます。
- 場所・時間を問わず予備校・塾の質の高い授業を受けられる
- 予備校・塾に通うよりもリーズナブル
- 映像授業を繰り返し見たり、早送り・スロー再生したりできる
- 分かりやすいアニメーション資料が活用されていることも
- 自分のペースで学ぶことができる
それぞれのメリットについて解説しましょう。
場所・時間を問わず予備校・塾の質の高い授業を受けられる
ネット予備校の最大のメリットとも言えるのが、場所・時間を問わず、質の高い授業を受けることができることです。
24時間いつでも授業を受けられるネット予備校や、スキマ時間で学べるように授業時間が5分や10分などと短く設定しているネット予備校もあります。
そしてネット予備校の多くが、高い実績と実力を誇る講師の映像授業を提供しているため、安心して質の高い授業を受けることができます。
予備校に通うよりもリーズナブル
ネット予備校の料金は、一般的な予備校・塾の料金よりもリーズナブルに設定されていることが多いです。
また、たとえ予備校・塾に通うのと変わらない料金設定のネット予備校であっても、予備校・塾に通うための交通費がかからないため、結果的に予備校・塾通いにかかる費用を節約することができます。電車などで校舎まで通う時間も省けるため、時間を有効に使うこともできます。
映像授業を繰り返し見たり、早送り・スロー再生したりできる
予備校・塾での授業は、その場限りのものです。チャンスを逃せば、基本的に2度と受けることはできません。
しかし、ネット予備校の授業は繰り返し見て学ぶことができます。さらに理解度に合わせて、早送り再生やスロー再生をすることができます。
分かりやすいアニメーション資料が活用されていることも
予備校・塾では板書を使った授業が中心です。
しかし、耳から入る言葉と目から入る文字、静止画だけでは理解しにくいことも少なくありません。
一方、ネット予備校の中には、分かりやすいアニメーション資料を活用しているところもあります。授業内容をスムーズに理解することができるでしょう。
自分のペースで学ぶことができる
ネット予備校は自分のペースで学ぶことができるという点において、通常の予備校・塾に勝っています。
いつ授業を受けるかはもちろん、どの授業を受けるか、どのくらいのスピードで動画を見るか、映像授業を何回見るかなど、学習ペースを自分で調整できるため、無理なく学習を続けることができます。

ネット予備校のデメリット
一方、ネット予備校のデメリットとしては、次の3つが挙げられます。
- モチベーションの維持が難しい
- リアルタイムでの質疑応答が難しい
- ネット環境をはじめ、環境づくりが必要
それぞれのデメリットについて解説します。
モチベーションの維持が難しい
ネット予備校の場合、講師やライバルが近くにいないため、モチベーションの維持が難しいという人もいるでしょう。
ただ、1週間に1回の電話・ネット面談を設けたり、ライバルとつながることができるサービスを提供したりしているネット予備校も少なくありません。
モチベーション維持に不安があるという人は、サポートが手厚く、モチベーション維持に力を入れているネット予備校を探してみてください。
リアルタイムでの質疑応答が難しい
多くのネット予備校はメールで質問を受け付け、数日後にメールで回答するという方法で質疑応答をしています。
そのため、リアルタイムでの質疑応答ができず、勉強が滞ることもあるかもしれません。
しかし、中にはテレビ電話などでリアルタイムに質疑応答できるサービスを提供しているネット予備校もあります。
「分からない箇所があったらすぐに質問し、すぐに答えを手に入れたい」という人は、リアルタイムでつながることができるネット予備校を探してみましょう。
ネット環境をはじめ、環境づくりが必要
ネット予備校を利用するためには、パソコン・タブレット・スマートフォンなどの端末を用意することはもちろん、必要に応じてWi-Fiなどのネット環境を整える必要があります。
また、周囲に音が漏れないようにヘッドフォンを用意したり、講師と会話をするためにマイクを用意したりしなければならない場合もあるでしょう。
しかし、機材を貸し出してくれたり、ネット環境を整えるために丁寧にサポートしてくれたりするネット予備校も少なくありません。
ネット環境を整えられるか不安だという人は、サポートが手厚いネット予備校を探してみてください。
ネット予備校の選び方
ネット予備校を選ぶ際には、次の3つのポイントを必ずチェックしてください。
- いつでもどこでも受講できるか
- 無理なく支払い続けられる料金か
- 授業の質は満足のいくレベルか
具体的にどんなところをチェックすればいいのか、それぞれのポイントについて解説します。
いつでもどこでも受講できるか
「ネット予備校」とうたっていても、予備校・塾に足を運ばなければ受けられないのであれば、ネット予備校の意味がありません。
そのため、ネット予備校を選ぶ際には、予備校・塾の校舎でなくても、自宅をはじめ、あらゆる場所で授業を受けられるかどうかをチェックしてみてください。
また、授業を受けられる時間も自由度が高い方がいいでしょう。
自分のライフスタイルに合わせ、いつでもどこでも自由に学ぶことができるネット予備校を探してみてくださいね。
無理なく支払い続けられる料金か
料金が高くても、その分、講師陣やサポート体制が充実しているかもしれません。金額と得られるメリットとをしっかりと見比べて検討してみてください。
けれど、どれほど素晴らしい授業を受けられるネット予備校であっても、料金が高過ぎて支払い続けるのが難しいという場合は、他のネット予備校を検討した方がいいでしょう。
授業の質は満足のいくレベルか
ネット予備校の中には、授業の質が低く、学力を高めることが難しいところもあります。モチベーションの維持について十分な配慮がされていないところもありますから、そうしたネット予備校は選ばないように注意しましょう。
ネット予備校の多くは、体験授業を受けたり、映像授業のサンプル動画を見たりすることができます。どのネット予備校のサービスが一番良いかしっかりと比較検討した上で、質の高い授業を受けられるネット予備校を探してみてください。
大学受験におすすめのネット予備校6選+α
それではここから、大学受験におすすめのネット予備校6校+αを紹介していきます。
先ほど紹介した予備校の選び方を念頭に置きながら、あなたに合ったネット予備校を吟味してください。
東進ハイスクール在宅受講コース ~ ネット予備校でも死角なし。最高水準の学習環境

ポイント
○ 映像授業のクオリティは随一。有名なベテラン講師による1万種類もの授業を受けられる
○ 12段階のレベル設定。自分のレベルに合わせて最適な授業を選べる
○ モチベーション維持のサポート体制も万全。ネット予備校の欠点をカバー
× 料金は通常コースと変わらない
数あるネット予備校の中でも、「東進ハイスクール在宅受講コース」の映像授業は、随一のクオリティ。ネット予備校でも最高水準の授業を受けたいのなら、真っ先に検討してほしい選択肢です。
料金は、東進ハイスクールの校舎に通うのと変わりがありません。ですが、家に居ながらテレビでもよく見かける有名なベテラン講師陣の授業を受けることができます。他のネット予備校には無いメリットと言えるでしょう。
また「東進ハイスクール在宅受講コース」では、12段階ものレベルが設けられています。受けられる授業の数も、およそ1万種類。自分のレベルに応じた授業、自分が必要だと思う授業がきっと見つかりますから、勉強を無理なく続けることができます。
その上、学習の進捗状況を定期的に電話で確認してくれますし、東進の授業・テキストなどについて電話やFAXで気軽に質問できる「バックアップサービス」を利用できます。学習のモチベーションを維持したり、分からないところをリアルタイムで質問して回答を得たりといったことをスムーズに行うことができます。
家に居ながら予備校に通うのと変わらない学習サービスを受けられるのは、「東進ハイスクール在宅受講コース」の最大のメリットと言えるでしょう。
料金例 | 入会金: 通年講座(20回以上の講座)3万3000円(税込) 受講料: t-POD 受講 通期講座(20回以上の講座)8万3000円(税込) |
対応教科 | 英語、数学、国語、物理、化学、生物、地学、世界史、日本史、地理、 現代社会、政治経済、倫理、小論文 |
対応機器 | パソコン、タブレット、スマートフォン |
受講スタイル | 映像+テキスト+テスト |
受講可能時間 | 朝5時から深夜1時半まで |
特徴 | ・実力講師陣の授業を自宅で受けられる ・合格するために必要な東進の全コンテンツ(授業・確認テスト・講座修了判定テスト・高速マスター講座など)を活用できる最先端の教育システム。t-PODシステムも利用可能 ・「本番レベル」の東進模試を自宅で受けられる ・学習進捗を定期的に電話で確認 ・「WEBグループミーティング」で全国の仲間たちと切磋琢磨可能(別途申込) ・東進の授業・テキストなどについて、電話(フリーダイヤル)・FAXで自宅から気軽に質問できる「バックアップサービス」 |
体験授業 | ・講師紹介映像を視聴可能 ・2020年5月21日まで、無料で5教科から2講座を選んで受講できる「自宅オンライン講習」を申し込みできる |
Z会の映像 高校生・大学受験生 ~ 考える力を養う教材に定評。難関校を狙うなら

ポイント
○通信教育で定評のあるZ会の教材を使って勉強できる
○12段階のレベル設定。自分のレベルに合わせて最適な授業を選べる
×難関校狙いの学生向け授業が中心で、中堅校狙いの学生には合わない
×料金はやや高め
東京大学や京都大学などの難関国立大学や、早稲田大学や慶応大学をはじめとする難関私立大学を目指す人におすすめなのが「Z会の映像 高校生・大学受験生」です。
Z会は、骨があり本質的な考える力を養う教材で定評のある通信教育で有名です。こちらのZ会の映像でも、質の高い授業を受けられることはもちろん、Z会ならではの質の高い教材で学ぶことができます。
ただ、1つの授業動画の長さは40分から240分と比較的長め。スキマ時間での学習には向きませんが、じっくりと腰を据えて授業に臨みたいという人にはうってつけと言えるでしょう。
Z会の映像には、授業が年間見放題になる「一括受講プラン」とZ会が設定するカリキュラムに沿って授業を視聴できる「分割受講プラン」の2つのコースがあります。自由に学習したい人はもちろん、ペース配分を指示してほしい人でも安心して学習に取り組めるようになっています。
料金例 | 入会金: 0円 受講料(高校3年生、大学受験生向け): 共通テスト対策 1講座6500円一括受講(高3生用の1年分) 1講座12~26万円前後 東大・京大・医学科・一橋大・早大文系・慶大文系セット 40~80万円前後 |
対応教科 | 英語、数学、国語、物理、化学、生物、世界史、日本史、地理、小論文 |
対応機器 | パソコン、タブレット、スマートフォン |
受講スタイル | 映像+テキスト+テスト |
受講可能時間 | 24時間 |
特徴 | ・質と分かりやすさを両立したZ会の精鋭講師による授業 ・思考力・記述力が鍛えられるハイレベルな教材 ・自分のペースで時間を最大限に活用できる24時間配信 ・ユーザーサイト内の「マイ相談ルーム」から質問可能 (Z会受付から5日後までに回答 ※ 日曜・年末年始を除く) |
体験授業 | ・サンプル映像を視聴可能 |
進研ゼミ高校講座 ~ 1日30分からの勉強で効率的に志望大学合格を目指せる

ポイント
○7段階の志望大学レベル別講座、毎月10題厳選の問題集で効率的に学習できる
○平日は1日30分~でOK。自分に合った効率的な学習スケジュールを提案してくれる
×映像授業の長さは1本約5分と物足りない面も
×基礎的な内容が多くなっており、難関校志望者は+αの対策を考えたい
所属している高校や志望大学に応じ、きめ細やかなニーズに応えてくれるのが「進研ゼミ高校講座」です。「新入試基本講座」と科目別の「個別試験対策」を組み合わせて勉強していくスタイルになっています。
アプリをインストールして志望大学を設定すれば、あなたに合った効率的な「合格戦略カリキュラム」(学習スケジュール)を自動的に作成・提案してくれます。まとまった学習時間を取ることが難しくても、平日は1日30分~のわずかな時間で効率的に勉強を進めることができます。
さらに進研ゼミ高校講座を1教科でも受講すれば、5教科約3000本もの映像授業を24時間いつでも視聴できます。ただし、動画1本の長さは約5本と短めで、ポイントのみを説明する内容になっているところは注意しましょう。
また分からない問題をスマホで撮って質問すれば、およそ48時間以内に丁寧な回答が返ってくるのも進研ゼミ高校講座の魅力です。
進研ゼミ高校講座は新しい大学入試制度への対応にも力を入れています。外国人講師との「スピーキング」対策をはじめ、「英語4技能」の資格・検定試験対策までバッチリできます。
料金例 | 入会金: 0円 受講料(高校3年生向け): 月額6400円~1万6330円 |
対応教科 | 英語、数学、国語、物理基礎、物理、化学基礎、化学、生物基礎、生物、地学基礎、日本史、世界史、地理、現代社会、政治経済、倫理 |
対応機器 | パソコン、タブレット、スマートフォン |
受講スタイル | 映像+テキスト+テスト |
受講可能時間 | 24時間 |
特徴 | ・単元別に通年で5教科約3000本の映像授業が見放題 ・効率的な学習スケジュールを提案 ・志望大学に向けての専用カリキュラム ・新入試対応の7段階レベル別カリキュラム ・外国人講師と「スピーキング」対策可能 (※ オプション料金が発生) ・24時間いつでもスマホで質問可能 (日・祝・年末年始を除く48時間以内で「ゼミ」教材への 質問に回答。1科目あたり1か月に3件まで) ・勉強の悩みは担任コーチ・大学生に相談できる |
体験授業 | ・無料体験教材・資料あり |
武田塾 自宅受講コース/生配信コース ~ ”授業をしない”独自路線の個別指導

ポイント
○独自路線の個別指導で低偏差値から難関校へ逆転合格の実績あり
○マンツーマン指導の「自宅受講コース」と割安な「生配信コース」から選べる
×独自の教材なし。講師は大学生・大学院生が中心
×映像授業はなし。ネット電話・生配信などによる個別指導の時間も限られている
授業をせずに自学自習を徹底サポートするという独自路線を行く「武田塾」は、通常のサービスを家に居ながら受けることができる「自宅受講コース」と、事前に出された宿題を解いておいて生配信でアドバイスを受けることができる「生配信コース」の2つのコースをオンラインで提供しています。
「自宅受講コース」では、マンツーマンのリアルタイム指導を受けることができます。個別指導塾と同じような感覚で学ぶことができるでしょう。「生配信コース」では参考書の使い方や、大学情報、毎週のペース配分や宿題を生配信でチェックしていきます。コメントを用いて塾生同士で交流できるため、ライバルの存在も近くに感じることができるそうです。
ただし、もともと武田塾は授業をせずに、自学自習によって学力を伸ばしてもらおうという方針です。「自宅受講コース」の場合は1週間に確認テスト1時間と個別指導1時間、「生配信コース」の場合は毎週1回・水曜20時からの配信とオンラインで指導を受けられる時間は限られています。
料金例 | 入会金: 4万円(税抜) 受講料: 自宅受講コース 月額4万~9万円前後 生配信コース 月額2万1800円(税抜) |
対応機器 | パソコン |
受講スタイル | インターネット電話+テキスト(市販の参考書)+テスト |
特徴 | ・事前にカウンセリングを行い、一人一人の現在の成績と志望校に合わせて「個別カリキュラム」を作成 ・「個別カリキュラム」に合わせて毎日の勉強方法と勉強量を「宿題」として細かく管理 ・「宿題」を計画に基づいてしっかり行っているか、どのくらい定着しているかを毎回個別でテストしてチェック ・テストの結果、できなかった部分や分からなかった部分をできるようになるまで講師が個別に徹底指導 ・自宅受講コースではLINEで質問・面談が可能 ・生配信コースではコメントを用いて塾生同士の交流も可能 |
体験授業 | ・無料受験相談あり |
アオイゼミ ~ 無料でライブ授業を視聴可能、有料の「プレミアム会員」プランも

ポイント
○ライブ授業を無料で視聴可能
○中高生向けの映像授業4000本以上とオリジナルテキストを利用できる有料プランも
×無料プランで利用できるのは配信時間が決まっているライブ授業のみ
×対応する教科は国語、数学、英語のみ
「アオイゼミ」は無料会員でも英語・数学・国語のライブ授業を見ることができ、コメントで質問をすることもできる画期的なネット予備校です。
月額2400円(税抜)からの「プレミアム会員」になれば、中高生向けの映像授業4000本以上を視聴し放題。映像時間の制約を受けずに20分からの映像授業を視聴できますし、テキストも何度もダウンロードして解くことができるようになります。
「プレミアム会員」になる場合、たっぷり30日間もの無料お試し体験をすることができるため、「失敗した…」と後悔することも少ないでしょう。
料金例 | 受講料: 無料会員 0円 1カ月コース 月額3600円 1年コース 月額2400円 |
対応教科 | 英語、数学、国語 |
対応機器 | パソコン、タブレット、スマートフォン |
受講スタイル | 映像(+テキスト/有料) |
受講可能時間 | 24時間 |
特徴 | ・ライブ授業中であればコメントを通して直接質問可能 ・プレミアム会員ならテキストはダウンロードし放題で何度でも解ける ・プレミアム会員なら「個別質問機能」で質問可能(回答には最大で5営業日(約1週間)の時間がかかる) |
体験授業 | ・プレミアム会員30日無料お試し体験あり |
e点ネット塾 ~ キャンペーン利用で割安に。兄弟で使うとさらにお得

ポイント
○キャンペーン利用で入会金0円、月額3000円とお得に
○兄弟で同じコースを利用すれば、1人分の料金で受講可能
×難関校受験向けのコンテンツは乏しい
×「質問コーナー」などのサポートもあるが、モチベーション向上・維持の仕組みはない
中堅私立大学を志望校に考えている人におすすめなのが「e点ネット塾」です。
高校生コースでは、高校1~3年までの映像授業3000以上を見ることができます。次の授業や次の学年の予習、大学受験に向けた総復習をいつでもどこでも好きな時間にできるようになります。
しかし何よりの魅力は、兄弟何人で利用しても、同じコースなら料金は1人分という太っ腹な料金設定にあります。
また、入会金は2万円(税抜)となっていますが、頻繁に開催されるキャンペーンの期間中に入会すれば、入会金は無料になります。
その上、月額料金最大半額キャンペーンを実施することもたびたびあります。よりリーズナブルな価格で「e点ネット塾」の授業を受けたいと考えている人は、ぜひキャンペーンを利用して申し込みを行ってください。
料金例 | 入会金:2万円 受講料: 月額6000円(通常料金)/3000円(キャンペーン価格・12カ月前払い) |
対応教科 | 英語、数学、国語、物理、化学、生物、世界史、日本史、地理 |
対応機器 | パソコン、タブレット、スマートフォン |
受講スタイル | 映像+テキスト |
受講可能時間 | 24時間 |
特徴 | ・24時間いつでもどこでも、何度でも受けたい授業が受けられる ・兄弟で何人利用しても、同じコースなら料金は1人分 ・e点ネット塾のサポートセンターに無料で何度でも質問可能。講義映像だけでは理解できなかった内容については専任の担当スタッフがメールやFAXで回答 ・単元ごとに3段階のレベルのダウンロード問題集を用意 ・年6回の全国一斉学力テストを導入 |
体験授業 | ・実際の講義を無料体験できるデモあり |
〈番外編〉スタディサプリ大学受験講座 ~ 塾・予備校と組み合わせて効果的に学習

ポイント
○月額1980円で一流講師陣の映像授業を受講可能
○「トップ」「ハイ」「スタンダード」の3レベルに分かれた映像授業をラインアップ
×講師陣の層が薄く、合う合わないが心配
×映像授業+テキストのみでサポートなし。サポートありのプランは月1万円ほどと割高に
リーズナブルな料金設定が魅力的なネット予備校といえば、「スタディサプリ」を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
月額1980円(税別)、12カ月一括払いなら実質980円になる「ベーシックコース」の他に、月額9800円と割高になるもののテキスト教材が充実し、担当コーチがサポートしてくれる「合格特訓コース」もあります。
利用できる映像授業も、「トップレベル」「ハイレベル」「スタンダードレベル」から自分に合ったコースを選んで受けられるようになっていて、全教科をカバー。必要な映像授業が一通りそろっています。
あえて難点をあげるなら、講師陣の層が薄いことでしょうか。授業の質自体は高水準ですが、各科目を担当する講師が1~2名程度。講師との相性によって、理解のしやすさが変わってくるかもしれません。
また、「塾と併用したい方」というページがスタディサプリ内に掲載されているように、塾・予備校と組み合わせて利用することで、さらに効果的に学習を進められるようになります。
料金例 | 入会金:無料 受講料: ベーシックコース 月額1980円(税抜) 合格特訓コース 月額9800円(税抜) |
対応教科 | 英語、数学、国語、物理、物理基礎、化学、化学基礎、生物、生物基礎、地学基礎、世界史、日本史、地理、現代社会、政治経済、倫理、小論文 |
対応機器 | パソコン、タブレット、スマートフォン |
受講スタイル | 映像+テキスト |
受講可能時間 | 24時間 |
特徴 | ・講師監修テキストを無料ダウンロードできる ・3つのレベルから理解度や学校の授業の難易度に合う講座を選べる ・合格特訓コースでは学習継続を現役難関大コーチがサポート ・合格特訓コースでは月10問まで質問可能 |
体験授業 | ・14日間無料体験あり |
ネット予備校の種類が分かったところで、大学受験用の塾・予備校の選び方、比較方法についての記事もご覧ください。
まとめ
場所・時間を問わず、質の高い授業を受けることができるネット予備校は、忙しい大学受験生や地方に住む大学受験生におすすめの学習サービスです。
今回ご紹介したネット予備校のメリット・デメリット、選び方や大学受験におすすめのネット予備校6選+αを参考に、志望校合格のお供にふさわしいネット予備校を選んでください。