東京科学大学(旧東工大)の入試対策とは?難易度おすすめの予備校を紹介

東京工業大学(以下、東工大)は、2024年10月1日に東京医科歯科大学と統合し、新たに「東京科学大学(Science Tokyo)」として発足しました。両大学の統合は、それぞれの強みを融合した理工系・医歯学系の総合大学として注目されています。

東工大は、英教育専門誌「Times Higher Education(THE)」が発表した「 Japan University Rankings 2025」で総合ランキング2位にランクインしています。また、幅広い理工分野で研究活動をリードし、多くの成果を上げていることでも有名です。

そんな高い教育力と研究力を持つ東京科学大学(旧東工大)の偏差値や、入試を突破するためのポイントが気になる方は多いでしょう。

本記事では、東京科学大学(旧東工大)理工学系における入試の仕組みや偏差値、入試対策のポイントなどを解説します。おすすめの塾や予備校も4つ紹介するので、東京科学大学(旧東工大)志望の方は、ぜひ参考にしてください。

東京科学大学(旧東工大)の入試制度に大きな変更はなし

前述のとおり、東京工業大学と東京医科歯科大学の統合により、2024年10月、新たに「東京科学大学」が設立されました。

東京科学大学の公式ホームページ上では、当面の間は両大学の従来の入試制度が維持され、大きな変更がある場合、約2年前までに公表されることが明言されています。

新大学当初は、現大学と同等の入学者選抜試験を実施します。入学者選抜試験の方法等を変更する場合は速やかに周知します。特に学士課程の入学者選抜試験において入学志願者の準備に大きな影響を及ぼす変更がある場合は2年程度前に周知します。

引用:旧・東京工業大学「東京医科歯科大学との大学統合(新大学「東京科学大学(仮称)」設置)に伴う取り扱い」

したがって、受験生は現時点で、これまでどおりの試験対策を継続して問題ありません。

東京科学大学(旧東工大)の入試の仕組みや偏差値は?

それでは、東京科学大学(旧東工大)の入試制度や注意点、偏差値について紹介します。

東京科学大学(旧東工大)は学部ではなく「学院」!入試制度の特徴

東京科学大学(旧東工大)では、「学部」や「学科」ではなく、「学院」「系」「コース」が設置されています。

1年生のうちは「学院」で学び、2年生以降は興味のある専攻に分かれて「系」に所属します。大学院過程では、それぞれの系に対応した「コース」へ進み、専門性をさらに深めて研究できるのが特徴です。

この教育体系に合わせて、入試は最初に所属する「学院」ごとに実施されます。

東京科学大学(旧東工大)の学院は以下のとおりです。

学院
理学院・数学系
・物理学系
・化学系
・地球惑星科学系
工学院・機械系
・システム制御系
・電気電子系
・情報通信系
・経営工学系
物質理工学院・材料系
・応用化学系
情報理工学院・数理・計算科学系
・情報工学系
生命理工学院・生命理工学系
環境・社会理工学院・建築学系
・土木・環境工学系
・融合理工学系

参考:東京科学大学「理工学系 系・専門職学位課程一覧」

このように、どの学院に所属するかで学べる内容が大きく異なります。

東京科学大学(旧東工大)の個別学力検査(2次試験)の内容と配点

東京科学大学(旧東工大)の一般選抜における個別学力検査(2次試験)では、高度な理系知識と論理的思考力、応用力を測ります。この試験結果と調査書に基づいて、最終的な合否を判定します。

個別学力検査の必須科目は、以下の4つです。

科目配点試験時間
数学300点180分
物理150点120分
化学150点120分
英語150点90分

※令和7年度(2025年度)
参考:東京科学大学「一般選抜(前期日程)

また、令和7年度(2025年度)の一般選抜合格者における、学院別の最高点と最低点は次のとおりです。

学院満点最高点最低点
理学院750点635点479点
工学院750点598点451点
物質理工学院750点584点440点
情報理工学院750点678点480点
生命理工学院750点604点430点
環境・社会理工学院750点591点438点

※満点とは個別学力検査の成績、合計750(数学300、物理150、化学150、英語150)
引用:東京科学大学「令和7年度一般選抜(前期日程)合格者学院別得点

この結果から、東京科学大学(旧東工大)に合格するには、約5~6割の得点が必要であることがわかります。

東京科学大学(旧東工大)の一般選抜を受ける際の注意点

東京科学大学(旧東工大)の一般選抜(前期日程)は、個別学力検査の結果と、調査書によって合否が決まります(以下、一般選抜)。出願には、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)で指定教科・科目を受験することが必要です。

令和7年度(2025年度)における共通テストの指定教科と配点は、以下のとおりです。

教科国語地理歴史公民数学理科外国語※情報合計
配点2001002002002001001,000

※外国語科目として「英語」を選択した場合、200点の内訳はリーディング100点、リスニング100点とする
※「英語」を選択し、リスニングを免除された場合は、リーディングの配点100点を200点に換算した得点とする
出典:東京科学大学「一般選抜(前期日程)

原則として、共通テストの成績は第1段階選抜のみに使用され、個別学力検査には影響しません。ただし、全学院の倍率が4倍を超えた場合は、共通テストの成績(得点合計)による第1段階選抜が実施されることがあります。

令和7年度(2025年度)の東京科学大学(旧東工大)の一般選抜(前期日程)における志願状況は、以下のとおりです。

学院名募集人員志願者数(2/6確定)志願倍率(2/6確定)
理学院128人740人5.8倍
工学院261人1,257人4.8倍
物質理工学院138人411人3.0倍
情報理工学院106人620人5.8倍
生命理工学院105人260人2.5倍
環境・社会理工学院80人359人4.5倍

※各学院とも第1志望により集計
※小数点以下第一位まで表示
引用:東京科学大学「志願状況

理学院と情報理工学院は5.8倍、工学院と環境・社会理工学院もそれぞれ4.8倍、4.5倍と高倍率です。つまり、第1段階選抜が実施される可能性は例年低くはないため、共通テスト対策にも手を抜けません。

また、従来の一般選抜では、志望学院を3つ選択できましたが、令和6年度(2024年度)の入学者選抜から、2つに変更されている点にも注意が必要です。

東京科学大学(旧東工大)の偏差値や難易度はどのぐらい高い?

東京科学大学(旧東工大)の偏差値はどのくらいなのでしょうか。

以下は、大手予備校の一つである東進が発表した、令和7年度(2025年度)入試における東京科学大学(旧東工大)の各学院のCライン(合格可能性50%)偏差値です。

学院名偏差値
情報理工学院68
理学院67
工学院67
物質理工学院66
生命理工学院66
環境・社会理工学院66

出典:Toshin.com「東京科学大学の偏差値一覧2025

これらの偏差値から、東京科学大学(旧東工大)が日本の理工系大学のなかでも難関レベルに位置していることがわかります。

東京科学大学(旧東工大)における個別学力検査の出題傾向と攻略するポイント

ここからは、東京科学大学(旧東工大)の個別学力検査で出題される4科目の攻略ポイントを解説します。

数学のポイントは「徹底した基礎と本質的な数学への理解」

東京科学大学(旧東工大)の個別学力検査の満点は750点で、そのうちの4割を占める300点が数学の配点です。このことから、数学が重要な科目であることがわかります。

数学試験は例年、時間制限180分で、記述式の大問が5題とそれに続く小問が出題されており、1題あたり36分という時間配分です。問題は数Ⅲを中心に、基礎的なものから高難度なものまで混在している傾向があります。

そのため、東京科学大学(旧東工大)の数学試験を攻略するには、単なる「応用力」だけでなく、深い「思考力」も必要です。また、複雑な計算を解き続ける集中力と忍耐力も求められます。

これらの力を身に付けるには、まず基礎をしっかり固めることが大切です。基礎力をもとに過去問や演習を繰り返すことで、応用力が身に付きます。定理と公式をその本質から理解することで、発想力や思考力が養われて、難解な問題にも対応できるようになります。

配点が高い数学でミスなく得点できるかどうかが、合格のカギとなるでしょう。

「本質的な原理への理解」が物理攻略のカギ

東京科学大学(旧東工大)の物理試験は例年、時間制限120分で3つの大問とそれに付随する小問が出題されており、1問あたり40分という時間配分です。問題の難易度は標準的ですが、計算量も多いため、時間配分に注意しながら解答する必要があります。

そのため、数学と同様、物理の原理を本質的に理解しておくことが重要です。また、解答を簡潔にまとめる力や、記述問題に慣れておくことも必要です。

東京科学大学(旧東工大)の物理試験に対応する力を身に付けるためには、塾や予備校を活用して、試験に必要な知識や解法を効率的に学習しましょう。

化学は時間配分が勝負!「基本の徹底」と「過去問演習」で得点を積み上げる

東京科学大学(旧東工大)の一般選抜試験における化学は、理論化学・無機化学・有機化学の各分野からバランス良く出題されます。また、計算問題や正誤問題、構造決定問題など、多様な形式が出題されるのが特徴です。

試験時間は120分で、大問3題構成、各大問に5つの小問が含まれます。正誤問題では、「1つまたは2つの正答を選べ」という形式が多く、消去法が通用しないため、教科書や資料集を活用した正確な知識の習得が不可欠です。

計算問題では、化学平衡やモル計算、酸化還元反応といった、基礎計算力が求められる傾向があります。答えのみを記述する形式が多いため、計算ミスが直接失点につながります。

有機化学では、構造決定関連の問題が頻出しており、反応機構や物質の性質に対する深い理解が重要です。

効果的な対策としては、教科書の徹底理解、資料集の活用、基礎問題集による演習、過去問を用いた時間配分の練習が挙げられます。特に過去問演習では、制限時間内に解答する練習を重ねて、出題傾向や問題形式に慣れることが重要です。

英語は長文攻略が必須!「速読力」と「答案作成力」を鍛えよう

東京科学大学(旧東工大)の英語試験は、90分の時間制限で、大問2題とそれに関連した小問が出題されます。問題はおもに和文英訳、英文和訳、内容説明などの記述式と選択式で構成されています。

2題とも1000語以上の長文問題であるため、速読や精読を通じて、内容を正しく理解し、そのうえでスムーズに解答を作成する力が求められます。

英語対策には、演習問題や過去問を繰り返し解き、塾や予備校で答案の添削を受けることが効果的です。第三者の視点で確認してもらうことで、自分の癖や不足点を明確にし、答案作成能力を効率的に伸ばすことができます。

東京科学大学(旧東工大)の一般選抜以外の入試

東京科学大学(旧東工大)は、一般選抜以外にも、複数の選抜が実施されています。ここでは、一般的な入試方式として「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」について解説します。

なお、総合型選抜と学校推薦型選抜を通して合格した場合は、特別な理由がない限り、必ず入学しなければなりません。

総合型選抜

東京科学大学(旧東工大)の総合型選抜は、学力や志望理由、活動実績など多面的に評価する入試方式です。

選抜は2段階あり、共通テストの成績や出願書類による第1段階選抜に通過すると、第2段階選抜の面接や筆記試験を受けることができます。

各学院で求める資質が異なるため、志望理由書や調査書、および提出書類で自分の強みを明確に伝えることが重要です。令和7年度(2025年度)の選抜方法は、次のとおりです。

実施学院第1段階選抜方法第2段階選抜方法女子枠の有無
理学院共通テストと出願書類面接
(女子枠は筆記もあり)
あり
工学院共通テスト
(募集人員の約1.5倍を超えた場合のみ実施)
面接あり
物質理工学院共通テスト
(募集人員の約1.5~2倍を超えた場合のみ実施)
面接あり
情報理工学院共通テストの成績と出願書類面接あり
生命理工学院共通テストと出願書類
(募集人員の約2倍を超えた場合のみ実施)
面接と筆記なし
環境・社会理工学院A共通テスト造形課題あり
環境・社会理工学院B共通テスト面接と筆記あり
環境・社会理工学院C共通テストと出願書類面接あり

※共通テストの成績は得点合計で判断する
参考:東京科学大学「総合型選抜

学校推薦型選抜

東京科学大学(旧東工大)の学校推薦型選抜は生命理工学院のみで実施され、一般枠と女子枠の2つの募集枠が分かれているのが特徴です。

いずれも個別学力検査は免除され、共通テストの成績、推薦書、調査書、志望理由書(女子枠は学修計画書も含む)を総合的に評価して合否が決定します。

令和7年度(2025年度)の推薦要件は、学校長が責任を持って推薦できる人物であるうえで、以下のように定められています。

  1. 生命理工学院に対する明確な志望理由と学修の熱意を有し、学習成績・人物ともに特に優れる者
  2. 高等学校等での正規授業科目として「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」、「数学Ⅲ」、「数学A」、「数学B」、
    • (ア) 「数学C」の全てを履修している者
  3. 高等学校等での正規授業科目として「生物」、「物理」、「化学」のうち2科目以上を履修している者

引用:東京科学大学「学校推薦型選抜

なお、共通テストの配点は、国語200点、地理歴史・公民100点、数学200点、理科200点、外国語200点、情報100点の合計1000点です。

東京科学大学(東工大)を目指す学生におすすめしたい塾・予備校は?

ここからは、東京科学大学(東工大)を目指す学生におすすめの塾や予備校を紹介します。

東進ハイスクール・東進衛星予備校

東進ハイスクール東進衛星予備校(以下、東進)は、現役東大合格者数No.1の実力を持つ大手予備校です。東大をはじめ、毎年数多くの難関大学合格者を輩出しています。

東進では、「過去問演習講座」や「志望校別単元ジャンル演習講座」で東京科学大学(東工大)受験に向けた指導を受けることできます。

過去問演習講座では、最大10年分の過去問を徹底的に演習します。充実した添削指導や、実力講師陣による解説授業を通じて、問題の解き方・考え方が磨くことが可能です。さらに、解き直した答案の再採点・再添削指導も対応しています。

答案作成力を身に付ける「記述型答案練習講座」では、東京科学大学(東工大)のような難関大入試で重要となる記述や論述の対策が可能です。

「志望校別単元ジャンル演習講座」では、最新のAIにより学力診断をもとに、志望校別、単元別、ジャンル別に、36万問以上のデータベースから最適な問題をAIが提示。これにより、効率的に苦手を克服できます。

東進では、東京科学大学(旧東工大)の個別学力検査を想定した「東京科学大本番レベル模試」を年3回(6月、8月、11月)実施しています。

この模試は、入試本番と同様の出題形式や難易度で構成されており、模試後に返却される詳細な成績表がのちの学習指針を明確にするのに役立つ点が特徴です。

そのほかにも、東進は90分×20回で学力基盤をしっかりと固める通期講座を開講しており「トップレベル物理Ⅰ・Ⅱ」、「難関国立大総合英語」など、東京科学大(旧東工大)を目指す学生にぴったりな講座が多数あります。約1万種類の映像授業のなかから、自分に合ったレベルの講座を選んで学習を進めることもできます。

駿台予備校

駿台予備校は、「第一志望は、ゆずれない。」をキャッチコピーのもと、数多くの難関大学合格実績を誇る大手予備校です。

短い時間で集中して学ぶ50分授業や、AIを活用したさまざまなICT教材の導入など、独自の学習制度で多くの学生を合格に導いています。

駿台予備校で現役生向けに設置されているコースが「現役フロンティア」です。このコースには、「東京科学大(旧東工大)数学演習プラス」という志望校特化型の講座も用意されています。

東京科学大(旧東工大)の入試傾向を熟知したプロの講師が指導するため、合格に必要な実践力や応用力、思考力など、幅広い力を効率良く身に付けることができます。

高卒生・浪人生が所属する「高卒クラス」には、「EX東京科学大(理工学系)演習」「東京科学大(理工学系)」「難関国公立大理系」の3つのコースがあります。総合的に学力を向上させるだけでなく、実践的な東京科学大(旧東工大)対策ができるのが特徴です。合格に必要な思考力や答案作成力をしっかりと鍛えることができます。

河合塾

河合塾は、日本全国に校舎を構える大手予備校の一つです。学力や志望大学に合わせて選ぶレベル別の講座と、テーマや分野に特化した「セレクト講座」を組み合わせることで、一人ひとりに最適なカリキュラムを組むことができます。

河合塾の現役生向けコース「高校グリーンコース」には、受験に必要な知識と答案作成力を習得できる、難関大理系入試に対応した講座がそろっています。

共通テスト対策としては、「共通テスト対策数学ⅠAⅡBC」や「共通テスト対策英語」など、各科目や分野ごとの講座を受講可能です。

また、河合塾の「大学受験科」では、東京科学大学(旧東工大)の理系学院を志望する高卒生向けに、以下の3つの専門コースを開講しています。

  • 東京科学大理系コース

基礎学力の土台を構築しつつ、高難易度の課題にも取り組み、2次試験を乗り越えるための豊富な実践練習を提供しています。

  • 東京科学大理系アドバンストコース(選抜制)

「東京科学大理系コース」に加え、夏前から実施される「アドバンストゼミ」で、よりハイレベルな演習を行ない、入試を突破するための実戦力を養成します。

  • 東京科学大理系オンライン講師個別指導プラスコース

「東京科学大理系コース」に、河合塾講師による1対1のオンラインパーソナルコーチングが付属したコースです。学習計画や学習法をともに組み立て、専属のプロ講師が1年間を通して個別指導を実施します。

3つのコースは、東京科学大学(旧東工大)の入試に特化したカリキュラムで構成されており、合格に向けた効果的な学習が可能です。

早稲田塾

早稲田塾は、総合型選抜や学校推薦型選抜の対策に特化した塾です。東京科学大学(旧東工大)の総合型選抜・学校推薦型選抜合格者も複数輩出しています。

「総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)特別指導」や「論文系講座」、「未来発見プログラム」、「表現力開発講座」など、早稲田塾独自のカリキュラムが特徴です。また、英語力向上を目的した「英語特訓道場」や「英語4技能資格試験系講座」も用意されています。

これらのカリキュラムにより、総合型選抜・学校推薦型選抜の合格に欠かせない本質的なスキルを身に付けることが可能です。

また、共通テスト対策や一般選抜対策として「東進講座」を取り入れており、基礎から応用まで効率的に学習できます。

まとめ

東京科学大学(旧東工大)は、日本を代表する理工系・医歯学系総合大学で、最先端の研究と高い教育力を誇ります。学部と大学院が一体となった独自の専門教育体系により、入試は「学院」単位で実施されるのが特徴です。

入試難易度は「難関大学レベル」と非常に高く、特に配点の高い数学を攻略することが合格へのカギとなります。基礎力や応用力、速読力、精読力、記述力といった、幅広いスキルを磨くことが重要です。

一般選抜のほか、総合型選抜や推薦型選抜もあります。選抜方式や自分に合った学習環境を提供する塾や予備校を活用して、効率的かつ確実に合格を目指しましょう。