【科目別】国語の成績を伸ばしたい! 大学受験におすすめの塾・予備校はどこ?

主要3教科の一つである国語。文系の受験生には必須の教科ですから、点数を伸ばしたいところです。理系の人の中には、苦手ゆえに「国語を受けなくていい大学に絞ろう」と考える人もいます。しかし、国公立志望であれば大学入学共通テストで国語が必要なので、できればしっかり押さえておきましょう。

大学受験に向けて国語の成績を上げる方法の一つとして、塾や予備校に通うことが挙げられます。そこで今回は、塾や予備校で国語を学ぶメリットのほか、国語の成績を伸ばせる塾・予備校の選び方をお伝えします。

塾・予備校で国語を学ぶ意味ってあるの?

国語は独学でも問題ないと思われがちな教科ですが、そのようなことはありません。良い講師に習ったり、演習を積み重ねたりすることで十分に力を伸ばせます。まずは、塾や予備校で国語を学ぶメリットを知っておきましょう。

「なんとなく理解」はやめよう! 実は国語はロジカルに解ける

日本の受験生の多くは、日本語を母語としています。現代文で評論や小説の課題文を読めば、一応は内容を理解できるでしょう。直感でもある程度は解答できてしまうので、「国語は独学でいい」「そんなに力を入れなくてもいい」と思う人は少なくありません。しかし、このようになんとなく理解しているだけだと、毎回のテストで大きく点数が上下したり、伸び悩んだりすることがあります。

誤解されることも多いですが、国語は「日本語が読めるかどうか」ではなく、「ロジカル(論理的)に考えられるか」を問う教科です。歴史などの暗記科目や、考えた過程を記述していく数学と違い、国語の問題は課題文をロジカルに読んでいけば、必ず答えられるように作られています。コツさえつかめば安定して高得点を取りやすい教科とも言えるでしょう。

国語のプロ講師から学ぶことで成績が伸びる

このように、国語はしっかりと手順を踏んで勉強すれば力を伸ばせます。歴塾や予備校で勉強すれば、ロジカルに国語の読解問題に回答するためのノウハウを教えてもらえるので、成績は大いに向上するはずです。

また、「独学でたくさん問題を解けば成績が伸びる」と思っている人もいるかもしれませんが、それは間違いです。重要なのはただ多く問題を解くことではなく、学習後に得るものが多い「良問」に触れることです。しかし、どんな問題が良問なのかは、受験生にはなかなか見分けられません。塾や予備校では、プロの国語講師が長年の経験から質・量共にやりがいのある問題を選んでくれるので、たくさんの良問と出会えます。

国語ができるとこんなメリットがある!

国語ができると、国語自体の点数が上がる以外にもメリットがあります。

全ての教科の基礎となる「読解力」が身につく

「国語力は全ての教科の基礎」と言われるほど、他の全ての教科に影響します。国語だけでなく、その他の教科も問題文は日本語で記述されています。英語についても、日本語が母語の場合は頭の中で英語を日本語に変換して読み、日本語を英語に変換して解答するはずです。

国語力をアップさせることで、問題文をより深く洞察できる「読解力」が身に付き、学力の土台ができます。その結果、他の教科の学習効率や成績が上がることも珍しくありません。

【理系の場合】受けられる大学が増え、チャンスが広がる

理系の人の中には、早い段階から国語を捨て、理系科目だけで受験しようとする人がいます。しかし国語ができると、受験できる大学・学部の選択肢が広がるというメリットもあるのです。

国公立を受験するには、大学入学共通テストで国語の試験を必ず受けなければなりません。国語ができなければ、初めから国公立の選択肢を捨ててしまうことになります。しかし、それは折角のチャンスをふいにすることです。

なお、私立大学でも大学入学共通テストの国語を利用できるところもあります。

大学入学共通テスト利用入試で国語を利用できる大学・学部の例

・明治大学 理工学部(4教科型)
・立教大学 理学部(6科目型)
・中央大学 理工学部
・法政大学 情報科学部・デザイン工学部・理工学部・生命科学部(C方式 5教科6科目型)

国語の成績を伸ばせる塾・予備校の選び方

ここまでご紹介したように、大学受験において国語は重要な教科です。では、国語の成績を上げるためにはどのように塾・予備校を選べばいいのでしょうか?

志望大学国語が必要かチェックしよう

まず、そもそも自分の志望校で国語が必要かどうかを確認しましょう。私大理系だけを狙うのであれば、国語は必要ないケースがほとんどです。また、国語は「現代文」「古文」「漢文」の三つの科目に分かれており、大学・学部ごとに必要科目が異なります。以下のように、古典(古文・漢文)なしで受けられるところも少なからず存在します。

古典(古文・漢文)なしで受けられる大学・学部の例

・青山学院大学(一般選抜 全学部日程) 文学部(日本文学科・史学科・比較芸術学科を除く)・教育人間科学部・経済学部・法学部・経営学部・国際政治経済学部・総合文化政策学部・社会情報学部・地球社会共生学部・コミュニティ人間科学部
・東京理科大学 経営学部

また、慶應義塾大学では国語の代わりに「小論文」が課されます。慶應に限らず小論文がある場合、国語とは別に対策をしなければなりません。

しかし、多くの場合は何校かの大学を併願するでしょう。「慶應1本に絞っている」など特別な場合を除き、文系の人が国語そのもの、あるいは古典を捨てることはおすすめしません。その上で、まずは模試の点数や偏差値、志望校の受験科目を確認してください。現代文・古文・漢文、そして小論文のうち、どの成績を伸ばす必要があるのかを明確にしましょう。

カリキュラムと講師を確認しよう

伸ばしたい科目が定まったら、その科目の講座が充実しているか、自分のニーズに合った講座があるかをチェックします。大手予備校では、開講している講座をホームページに記載していますので、見てみましょう。

また、講師の良し悪しは成績が上がるかどうかに大きく影響します。国語講師の中には、参考書や古文単語帳を出版している人も多くいます。ベストセラーになっている参考書はそれだけ分かりやすく、著者の教え方もうまいことが多いでしょう。どんな参考書が人気なのか調べて、自分に合いそうな講師を探してみる方法も有効です。

通いたい塾や予備校の目星が付いたら、無料体験授業を受けてみることをおすすめします。また、塾生(予備校生)ではなくても夏期講習や冬期講習、春期講習のみ受講できる場合があります。無料体験授業や短期講座を受けてみて、授業の内容をチェックしましょう。

大手予備校の国語講座・授業の特徴は? 口コミもあわせてチェック!

ここからは、大手予備校の国語講座の特色をご紹介します。実際に授業を受けた先輩たちの口コミもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

東進ハイスクール・東進衛星予備校

東進ハイスクール・東進衛星予備校(以下、東進)の大きな特徴は、約1万もの多彩な講座が用意されていることです。映像授業なので一時停止や早送りもでき、コース・講座によっては最短2週間で修了できるなど自分のペースで学習を進められます。

また東進には、CMでおなじみの林修先生(現代文)など、有名講師が多数在籍しています。講師紹介ページでは、講師それぞれの授業映像を試しに見ることができますので、合いそうな講師を探してみてください。

国公立大学の二次試験で現代文の論述対策をする必要がありました。現代文の記述問題は独学では学習しづらかったため、林修先生の「現代文記述・論述トレーニング」を受講しました。

林先生といえば、テレビでもお馴染みのお方ですが、授業も非常に構造的でわかりやすかったです。ただし、この授業はかなり内容が難しく予習が必須です。自分なりの解答を考えてから授業を受け、授業内で林先生の解答と解答までに至るプロセスを知ることで、文章を読むときに足りていなかった自分の視点に気づくことができます。また、授業後にもう一度同じ問題に取り組み、林先生と同じ解答プロセスで論述できるかどうかを復習すると、より理解が深まったように思います。論述の解答プロセスを1つずつ丁寧に学ことができる点は、参考書の独学と比べた時の大きなメリットではないかと思います。

林修先生の「現代文記述・論述トレーニング」講座は、難関クラスの大学を志望している学生を対象とした講座であるので、難関国公立大学を受験される予定の方で、二次試験に現代文の記述型試験がある方は受講されると良いと思います。

古文、漢文が本当にできず、マークの問題でさえ2問しかあってない。それが東進で国語の授業を受ける前までの私の現状でした。

もともと東進に通っていたので東進の先生と相談して古典、漢文の授業をとることにしました。東進は古典、漢文それぞれいくつもの授業があり、自分にあったレベルの中から試しに視聴して受講するものを選ぶことができます。また、映像で教えてくださる先生は東進が選んだ優秀な指導者で、その方が考えたテキストをもとに授業をするので授業だけでかなり理解ができました。

わからないことは校舎にいる大学生スタッフの方にも質問できます!

国語は苦手ではありませんでしたが、現代文、古文の得点がイマイチ伸びず、文章を読むのにも時間がかかり、最後まできちんと解くことが出来ていなかったので受講しました。

最初から解くのではなく漢文から解くこと、分からないところは後に回すだけで点数もグッと伸びました。

何より講師の方が明るく楽しい雰囲気で、勉強に向かう気持ちも高まりましたし、模試の解説が丁寧、分からない解き方やポイントをしっかり押さえてくれていたので、いつの間にか点数が伸びたイメージでした。

東進ハイスクールの「私大現代文読解」を受講していました。オンライン講義です。私大だけでなく、当時のセンター試験や国立受験にも役立つ内容です。

スピード感があり、キレのある独特な話し方で、設問の中の間違った選択肢と間違いの理由にツッコミを入れながら斬っていくところが、非常に面白かったです。

受講前まで国語嫌いだったのがなおりました。

河合塾

河合塾は、他の教科と比べると国語講座のラインアップがやや少なくなっています。例として関東・高3向け講座の数を調べてみると、英語は30件、数学は33件であるのに対し、国語は17件でした。大学別対策も、東大・早稲田対策が開講されていますが、それ以外の大学は「難関大現代文(国公立・私立)」「私大古文」などでまとめられているので注意してください。

その代わり、小論文講座は目的ごとに充実しており、「医進小論文」「早慶・国公立大小論文(人文・教育系)または(社会科学系)」などがあります。一般入試を受け、小論文も必要という人におすすめです。

河合塾の安達雄大先生に、高2、高3の2年間教わっていました。正直今の私の現代文の力はこの先生なしには語れません。

学校の授業で現代文といえば教科書の文章を読んでゆっくり解説して、テストは全く同じ文章が出て「授業をきちんと聞いていたか」勝負になっている学校が多いと思います。そしてそれは私の高校でも例外ではありませんでした。

この先生から受験現代文の読み方・解き方全てを学びました。テキストの文章は非常に難しく最初の頃はなかなかうまく行きませんでしたが、授業内で予習した長文の解説を聞くということを繰り返すうちに、だんだん掴めてきました。解説を聞くたびに、「すごい」「そうだったのか」という経験が蓄積され、毎週の授業が楽しみで仕方ありませんでした。問題に対する取り組み方を体系化して教えてくださるので、実戦に移して練習しやすかったのが大きいです。

授業中に直々に褒めてくださったのも、すごく嬉しくてより一層頑張れました。

現代文の先生の口癖は「現代文は視力検査」でした。高校時代には、現代文の授業で受験対策などほとんどなかったため、そんなことをいう先生はおらず衝撃でした。視力検査とは「現代文は全部本文に答えが書いてあるのから、それを見つけるだけ」ということだそうです。記述式の問題だと「文中に、AはBであるためにCである、とあるがどういうことか」のような問題は多いと思います。予備校で鍛えられたのは、「Aは本文中で何を指しているか」「Bである、とは本文中で何を指しているか」「Cは本文中で何を指しているか」という徹底した「言い換え」でした。

現代文の文章は、現役時代、内容を完全に理解しようとし、わからないと焦ってしまっていましたが、とにかく「言い換え」を徹底することで、「問題を解くスキル」を身に着けることができたと思います。

国語は漢字・語句が得意ではあったものの、読解力や記述力が弱点で、克服したいと思って選んだ。

担当してくださった講師の方は、毎回授業の前に一般的な時事を取り上げ、その問題点はどこにあるのかなど詳しい説明をしてくれたので、小論文には非常に力になった。

また、文章を目で整理して読む「線引き」の方法や、接続詞ごとに印をつけるなど、読書の延長の読み方をしてはならないことを学んだ。

学校の授業では、一度読んだ問題しかテストにでてこない。ゆえに、文章の読み方を教えてはくれない。一方で、予備校に入ったことで、国語の勉強方法を一から学ぶことができ、今でもそのやり方を続けている。

国語は小学校の頃から学習している教科だから、勉強と言っても何をすればよいのかわからない人が多いと思う。受験の国語は、普段の読書とはまったく異なる。国語の偏差値は中でも一番伸びるのに時間がかかる教科と言われているので、早めのうちに取り組んだほうがよい。特に国語が苦手な人は解き方から勉強するべきだと思う。

駿台予備校

駿台は河合塾とは反対に、他の教科と同じくらい国語講座が充実しています。首都圏・高3の国語を検索してみると、英語は25件、数学は31件で、国語は30件の講座がありました。中でも東大対策はかなり網羅されており、講義形式・演習形式・東大理系国語などから選択できます。基礎レベルの講座や共通テスト対策もありますので、目的に合ったものを選びましょう。

現代文の文章で線を引いたほうがいい重要な文章の判別の仕方を学べたのが現代文の成績のアップにつながった。塾に通うまでは現代文の答えの書き方はなんとなくでまとめていたが、答えをつくる方針を教えてもらえたので役立った。

古文でも、覚えておいたほうがいい単語をピックアップして教えてくれたり、主語を意識して読む方法を教えてもらえた。古文の訳し方も順序立てたわかりやすい訳し方を教えてもらえたのでセンター二次試験どちらにも役立った。

もともと国語はとても苦手でもないし、かといってとても得意とは言えない中途半端な科目で、点数もよくもなく悪くも無くでした。しかしながら、その状態から点数を伸ばすのが難しく、伸び悩みの科目でもありました。

予備校の現代文の先生がとにかく、熱心でわかりやすく、毎回わからないようなところは個別指導してもらうようにしていたら、それまでなんとなく取り組んでいた現代文に関して、読み進め方や問題の解き方などのノウハウを少しずつ理解することができるようになりました。

私は理系の大学を目指す浪人生として予備校を利用しました。現役生の時には、国語の勉強をほとんど行っておらず、ぶっつけ本番で試験に臨みました。そのため、そもそも国語の問題を解く方法が分かっていませんでした。

予備校では、国語の問題をどのように解くのかについて学ぼうと思い利用しました。国語というと、文章を読んで問題を解くため、本を読んでいる人が有利だと思うかもしれません。しかし、私が受講した講座では、問題文を論理的に砕き筆者の主張を繋げていく、まるでパズルを解いていくように答えを見つける方法を学びました。

学校の授業では、文章を音読したり、担当の先生が一方的にこういうものだと解説したりと、具体的に問題にどのように取り組めば良いのかが分かりませんでした。予備校では、問題へのアプローチの仕方と解放を身に付けることができ、本番でも同じように解くことで、得点がアップしました。

国語に特化した「国語専門塾」に通う方法もある

特に「国語だけがどうしても克服できない・・・」という人は、国語に特化した専門塾に通うことも考えてみましょう。ここでは、例として三つの塾をご紹介します。

鶏鳴学園

鶏鳴学園は、大学受験にとどまらず実社会でも生かせる論理的な思考力、プレゼン能力、コミュニケーション能力などを身に付けられる国語専門塾です。講師に学生のアルバイトはおらず、全員が国語教育の専門家。少人数のゼミ形式で対話によって考えを深めると同時に、個別面談により一人一人に合った指導をします。

また、鶏鳴学園は2016年からオンライン授業を行っており、全国から参加できます。2021年1月現在はコロナ対策のため、全授業が「Zoom」アプリによるオンラインで開講されています。

直井メソッド国語専門塾

直井メソッド国語専門塾では、国語のプロ講師によるマンツーマン指導の形をとっているため、しっかりと理解を深めることができます。基礎トレーニングから志望校対策まで、一般的な指導方法の欠点をカバーするノウハウを持っており、生徒一人一人に寄り添いながら着実にレベルアップを狙います。

東京の自由が丘校・用賀校で対面指導を受けられるほか、オンラインでもマンツーマンで授業を受けられます。オンラインの場合も体験授業が用意されていますので、一度申し込んでみるとよいでしょう。

A.S.N. ニルの学校

ニルの学校は「大学入試国語専門塾」を掲げる数少ない塾の一つです。原則として予習は必要なく、「理詰めで国語を解く」方法を教わります。一般的な塾・予備校とは異なり、1年で卒塾となることが特徴。高3の4月から入塾しても受験に間に合うようにカリキュラムが組まれているので、短期集中で国語力をアップさせたい人にはぴったりと言えるでしょう。2019年度には東大合格者を複数人輩出しているなど、高い合格実績を持ちます。

ただ、現代文・古文・小論文の講座はありますが、漢文対策は手薄いので注意が必要です。ニルの学校によると、「古文の文法に強くなると漢文も分かるようになる」とのこと。このような考えのもと、漢文より古文を重点的に学習する方針のようです。

なお、2021年1月の時点では、授業形式は対面のみ、あるいは対面+配信のいずれかとなっています。

その他、主要な予備校の国語講座に対する口コミは?

代々木ゼミナール

私は昔から国語が苦手で、偏差値50以上を取ったことがありませんでした。しかし代々木ゼミナールの講師は現代文を分かりやすいように構造化して文章を解説していました。私はそれに沿って大切な部分に赤線を引くようにしました。そうしたらみるみるうちに偏差値が上がりました。それまでの偏差値を考えると本当にびっくりしました。もう少し早く代々木ゼミナールに通ったら良かったと思いました。是非、他の人にもオススメしたいですね。

高校2年から予備校に通いはじめ、最初は苦手な国語の基礎を固めるために基礎講座(センター試験レベル)を受講した(週により現代文と古文漢文が入れ替わり、それぞれ担当の講師も異なる)。そこで基礎を固めることができたが、高校の授業方針の関係上漢文の勉強に自信がなかったため、漢文中心の講座を受講した。その時に教えていただいた講師の方が野球ファンであり、毎回授業の冒頭にする小話が面白い印象があった。高校三年時には難関校コースを受講し、記述等の二次試験対策にも注力できた。

私が受講していた講座は笹井厚志先生の現代文です。非常に論理的な授業を展開します。

そして、彼の授業では傍線部をばらします。これは、言葉の意味を曖昧のまま解くのではなく、すっきりとわかりやすい形にしてから現代文の答えを作りこむのです。本当に現代文の職人といった技術を生徒に伝承してくれます。

彼の授業を受けると今までの現代文とは曖昧のものからすっきりした論理で解けるものへと現代文の見方が180度変わります。

早稲田塾

受験予定の大学の試験問題には小論文がありました。私立の高校に通っていましたが、平常の授業だけでなく夏期講習などの特別授業にも小論文の講座はなかったので、自分で勉強するしかない状況でした。

早稲田塾なら、小論文に特化したクラスがあったので、試験対策にとても役立ちました。具体的には、作成した小論文をお互いに好評しあうスタイルが緊張感があって良かったです。

また、古文のクラスも文法の教え方が上手で、ためになりました。

四谷学院

まず、私は浪人生として四谷学院に入学しました。国語に関しては元々苦手意識は無かったのですが、問題を解く、となると正答率が低く、少し悩んでいました。

四谷学院の国語講師の方は関西の方で、かなり強面な方でした。しかしそんな外面の問題など忘れるほど、勢いのある授業でした。現代文ではとにかく過去問を解き、接続詞や段落にマークを付けて、何処が文章の要点なのかを直ぐに見つけられるようにさせるための授業展開でした。これは受験対策としてはかなり有効でした。問題を全文じっくり読んでいては制限時間いっぱいになってしまうため、素早く読み解く読解力を付けるための授業として最適でした。

古典は別の講師の方で、かなり老齢の方であったため、何を喋っているかよく分からないことが多かったので受講を辞めました。また、古典はかなり「暗記力」も必要なため、独学で進めました。一応、四谷学院のワークなどは使いましたが、本屋で売っている参考書の方が、使い勝手も説明もわかりやすかったです。

結論を言えば、「講師次第」ということになります。自分の努力も必要ですが、良い講師に恵まれれば、ラッキーという感じでしょうか。

武田塾

武田塾は参考書での自学自習を基本にしている塾です。そのため週一回だけ特訓という形でその週の宿題の設定、質問、参考書の内容の補足説明といった形でした。

私の場合はもともと国語が苦手ではなかったので大人数の塾よりも無駄な時間(基礎の基礎など理解している部分の授業)を省くことができて成績が手っ取り早く伸びたように思います。ここがこの予備校の長所だと思います。

また自学自習で学ぼうと思っている人は自分の実力に見合わない(大抵はレベルが自分の実力より上)の参考書を選びがちなので、その点この予備校では客観的な判断で参考書を選んでくれるので最短ルートで学力を伸ばしてくれる場合が多いです。

逆に勉強が苦手だという方(最低限の理解力がないと思われる方)は参考書の内容についていけないことが多くあるのであまり伸びにくいように思います。

城南予備校

受験は私大文系と決めていたものの、現代文が大の苦手でした。私が受講した当時の城南予備校では市販の参考書に掲載されている上辺のテクニックだけではなく、難関校の現代文に共通するテーマについて非常に深く教えていただきました。受講を始めた当初は何をおっしゃっているかわからず授業後の復習でついていくのに必死でしたが、私大受験当日まさに習ったテーマに則した文章が出題されたため希望した大学に現役で合格することができました。