総合型選抜(旧AO入試)とは?国公立・私立の主な実施大学一覧、メリット・デメリット、対策方法を紹介

大学の選抜方法といえば、教科学力を評価する一般選抜や、通っている高校からの推薦で進学する学校推薦型選抜が一般的でした。

しかし、近年では新たな選抜方法として「総合型選抜」を採用する大学が増えています。

一般入試と並行して総合型選抜にチャレンジして、志望大学・学部の合格を勝ち取りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、総合型選抜に挑戦する際に、ぜひ知っておきたい試験の特徴や主な実施大学、日程、対策方法、おすすめの専門塾を紹介します。総合型選抜に興味を持っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

総合型選抜とは?AO入試との違い

総合型選抜に興味を持ったものの、どのような入試制度なのかがよくわからないという方は少なくないはず。

また、かつて総合型選抜はAO入試と呼ばれていましたが、何がどう変わったのかが気になっている方もいるでしょう。

AO入試と総合型選抜では、求められるものがどのように違うのでしょうか。
以下より、それぞれの違いを説明したあと、総合型選抜の主な選考方法まで丁寧に解説します。

AO入試で求められていたのは「マッチ度」

AO入試とは、各大学、ひいては各学部が提示する入学者受け入れの方針、いわゆる「アドミッション・ポリシー」にマッチする人物を求めるAdmissions Office(アドミッションズ・オフィス)入試のことです。1990年に慶應義塾大学の総合政策学部と環境情報学部が導入したのが始まりとされています。

アドミッション・ポリシーとは、どのようなものなのでしょうか。

例えば、慶應義塾大学の理工学部は、以下のようなアドミッション・ポリシーを掲げています。

理工学部では、その教育・研究理念に沿って、未知の領域に挑戦する強い意志と、深い洞察力と豊かな創造力をもち、幅広く国際教養を身に付け、これからの日本と国際社会を先導すべき優れた人材の育成を目標としており、これに応えることができる、意欲ある学生諸君の入学を歓迎します。

参照:学部入学案内 - 各学部における3つの方針:[慶應義塾]

AO入試において、アドミッション・ポリシーにマッチする人物であるかどうかは、基本的には高校での学業成績ではなく、主に書類審査と面談・面接、小論文などによって判断されていました。

そのため、AO入試は一般的な推薦入試と比べると、門戸が広い入試制度だったといえます。

総合型選抜で求められるのは「マッチ度+学力の3要素」

総合型選抜とは、文部科学省による高大接続改革の一環である大学入試改革により、2021年度からAO入試に代わって導入された入試制度です。

従来のAO入試では、先述のとおり、人物評価に重きが置かれていたため、学業成績は重視されないことがほとんどでした。しかし、その結果、基礎学力すら持たない者の入学を許しているという批判を大学の内外から招くこととなりました。

この問題点を払拭するため、総合型選抜では、アドミッション・ポリシーとのマッチ度に加え、「学力の3要素」と総称される「知識・技能の確実な習得」「知識・技能を基とした思考力、判断力、表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」が多面的・総合的に評価されるようになったのです。

総合型選抜の主な選考方法・評定の仕方

以上のように、総合型選抜とAO入試とでは評定の仕方が異なります。

総合型選抜では、従来のAO入試で採用されていた書類審査や面談・面接、小論文などに加え、基礎学力を測るための試験や成績の提出が課されます。

多くの大学が実際に採用している総合型選抜の主な選考方法は、下表のとおりです。

書類審査高等学校での学業成績や課外活動、生活態度などが記された「調査書」、学校の内外を問わず自らの活動実績を記す「活動報告書」、自らの志望動機を記す「志望理由書」、大学での学修の目的や学修の計画を記す「学修計画書」などを提出。
小論文与えられたテーマについて論述する「課題論述型」、課題文を読み解いたうえで論述する「文章読解型」、資料やグラフを分析したうえで論述する「資料分析型」などの小論文課題を提出、もしくは試験を実施。
面談・面接面接前の受験生に意志を確認するために行われる「面談」、1人の受験生と1人もしくは複数人の面接官で行う「個人面接」、複数の受験生と1人もしくは複数人の面接官で行う「集団面接」、面接官の専門性の高い質問にその場で答える「口頭試問」などを実施。
ディスカッション・プレゼンテーション与えられたテーマについて複数人の受験者で議論する「グループディスカッション」、自身の魅力を口頭で伝える「プレゼンテーション」などを実施。
模擬講義講義後に筆記試験を行う「筆記試験型」、講義後にレポートを課す「レポート型」、講義後に面談や面接を行う「面談・面接型」、講義後にグループディスカッションを行う「ディスカッション型」などの試験を実施。
大学独自の試験各教科・科目の学力を測る「学科試験」、スポーツや音楽、美術などの実力を測る「実技試験」などを実施。
資格・検定試験実用英語技能検定、TOEIC、TOEFL、漢字検定、数学検定、統計検定、簿記検定などの成績を提出。
大学入学共通テスト大学入試センターが実施する大学入学共通テストの成績を提出。

総合型選抜と学校推薦型選抜の違い

総合型選抜とともに多くの大学で採り入れられている採用形式が、学校推薦型選抜です。
学校型推薦型選抜が総合型選抜と異なる点は、その名のとおり、通っている高校の推薦を必要とすることにあります。

学校推薦型選抜では、原則として通っている高校の学校長による推薦書が必要です。さらに、推薦書を書いてもらう前提として、在学中の一定の評点が求められるのが大半です。

一方、総合型選抜は自分で受けたいと思えば自由に応募することができ、高校による推薦を必要としません。

総合型選抜は在学中の評点平均値を必ずしも出願の条件としていませんが、受ける大学によって扱いが異なるため、志望大学・学部の条件を事前に確認しておきましょう。

総合型選抜(旧AO入試)で必要な書類

総合型選抜では、一般的に書類審査が行われます。書類審査で必要となる書類を見ていきましょう。

① 願書受験者自身の基本情報を記載する書類
→多くの大学ではWeb上での提出が可能
② 調査書高校における生活態度や成績などを記載した書類
→高校に発行を依頼
③ 志望理由書その大学に入学したい理由を記載する書類
④ 自己推薦書(自己PR)自分の長所や強みを大学担当者にアピールする書類
⑤ 学習計画書大学入学後に学びたいこと、学ぶ時期や学ぶ方法についての計画を記載する書類
⑥ 活動報告書高校時代の部活動や課外活動などに関して、大学へ報告する書類

上記の書類はあくまでも一例です。大学や学部によって必要書類は異なるため、志望大学・学部でどのような書類が求められるのか事前にチェックし、準備を進めておきましょう。

総合型選抜(旧AO入試)の流れ日程・スケジュール

総合型選抜(旧AO入試)は、一般選抜をはじめとするほかの入試制度とは異なる日程・スケジュールで進行します。あらかじめ日程・スケジュールを把握しておかなければ、総合型選抜に挑戦するチャンスを逃してしまう可能性があるため、注意が必要です。

以下より、国公立大学と私立大学のそれぞれの総合型選抜(旧AO入試)の日程・スケジュールを紹介します。

総合型選抜(旧AO入試)の選考の流れ

国公立大学と私立大学の具体的な日程・スケジュールを見ていく前に、総合型選抜の全体的な選考の流れを押さえておきましょう。総合型選抜の選考は、おおむね次のような流れで進みます。

① エントリー ※私立大学で必要となる場合あり
② 出願
③ 第1次選考(書類審査)
④ 第2次選考(面接、小論文、プレゼンテーションなど)
⑤ 合格発表

下で詳しく紹介しますが、一部の国公立大学は、大学入学共通テストの成績を選抜に利用しています。

共通テストの結果を利用する大学のうち、2次選考後に成績を提出するところを「長期型」、1次選考で成績を利用するところを「短期型」と呼ぶのが一般的です。

国公立大学受験における総合型選抜(旧AO入試)の日程・スケジュール

国公立大学における総合型選抜(旧AO入試)の日程・スケジュールは、大学入学共通テストの成績を利用するかしないかによって、大きく以下の2つに分けられます。

非共通テスト利用型

大学入学共通テストを利用しない国公立大学の総合型選抜(旧AO入試)の日程・スケジュールは、おおよそ以下のとおりです。

6~8月募集要項発表
9~10月出願
9~10月第1次選考(書類審査)
10~11月第2次選考
11~12月合格発表

共通テスト利用型

大学入学共通テストの成績を利用する国公立大学は、おおよそ以下のいずれかの日程・スケジュールで総合型選抜(旧AO入試)を実施します。

  • 長期型
6~8月募集要項発表
9~10月出願
9~10月第1次選考(書類審査)
10~11月第2次選考
1~2月大学入学共通テスト成績提出
2月合格発表
  • 短期型
6~11月募集要項発表
12~1月出願
2月第1次選考(書類・大学入学共通テスト成績審査)
2月第2次選考
2月合格発表

私立大学受験における総合型選抜(旧AO入試)の日程・スケジュール

私立大学における総合型選抜(旧AO入試)の日程・スケジュールは、大まかに分けると以下の2パターンになります。

要エントリー型

出願前にエントリーを求める私立大学は、おおよそ以下の日程・スケジュールで総合型選抜を実施します。

5~6月募集要項発表
6~9月エントリー
9~10月出願
9~11月第1次選考(書類審査)
10~12月第2次選考
10~12月合格発表

エントリー不要型

出願前にエントリーを求めない私立大学は、おおよそ以下の日程・スケジュールで総合型選抜を実施します。

6~8月募集要項発表
9~10月出願
9~11月第1次選考(書類審査)
10~12月第2次選考
10~12月合格発表

総合型選抜(旧AO入試)で受験できる大学の一覧は?

今や多くの大学が総合型選抜(旧AO入試)を採用しています。

文部科学省が2024年10月に取りまとめた「令和7年度入学者選抜について」によると、2024年7月末現在で総合型選抜を実施している国立大学は、全体の85.2%にあたる69大学、公立大学は57.1%にあたる56大学です。

一方、文部科学省の「令和5年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況」を見てみると、2023年度の入試で総合型選抜を採用している私立大学は、全体の92.4%にあたる558大学にのぼっています。

具体的には、どの大学が総合型選抜(旧AO入試)を実施しているのでしょうか。

ここからは、総合型選抜(旧AO入試)で受験できる主な大学を、国立・公立・私立といった区分ごとに紹介します。

(引用)
文部科学省「令和7年度入学者選抜について
文部科学省「令和5年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要

総合型選抜(旧AO入試)で受験できる主な国立大学一覧

総合型選抜(旧AO入試)で受験できる主な国立大学と、それぞれの選抜方法の名称、対象となる学部・学科は、以下のとおりです。

  • 京都大学
特色入試・総合人間学部
・文学部
・教育学部
・法学部
・経済学部
・理学部
・医学部(人間健康科学科〈先端看護科学コース、
先端リハビリテーション科学コース(理学療法学講座)、
先端リハビリテーション科学コース(作業療法学講座)〉)
・薬学部(薬化学科、薬学科)
・農学部(資源生物科学科、応用生命科学科、地域環境工学科、
食料・環境経済学科、森林科学科、食品生物科学科)
  • 大阪大学
総合型選抜・文学部
・人間科学部
・外国語学部
・法学部
・経済学部
総合型選抜(研究奨励型)・理学部(化学科、生物科学科)
総合型選抜(挑戦型)・理学部(数学科、物理学科)
  • 筑波大学
アドミッションセンター入試・人文・文化学群(人文学類、比較文化学類、日本語・日本文化学類)
・生命環境学群(生物学類)
・情報学群(情報科学類、情報メディア創成学類、
知識情報・図書館学類)
・体育専門学群
国際科学オリンピック特別入試・理工学群(物理学類、化学類)
・情報学群(情報科学類、情報メディア創成学類)
研究型人材入試・医学群(医学類)
  • 神戸大学
「志」特別選抜・文学部
・国際人間科学部(環境共生学科)
・法学部
・医学部(保健学科)・工学部
・システム情報学部(仮称)
・農学部
・海洋政策科学部
総合型選抜・国際人間科学部(発達コミュニティ学科、環境共生学科)
・理学部(生物学科、惑星学科)
・医学部(医学科)
  • 北海道大学
フロンティア入試TypeⅠ・理学部(地球惑星科学科)
・医学部(医学科、保健学科〈看護学専攻、放射線技術科学専攻、検査技術科学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻〉)
・歯学部
・工学部(応用理工系学科〈応用マテリアル工学コース〉、
環境社会工学科〈社会基盤学コース〉)
・水産学部
フロンティア入試TypeⅡ・理学部(数学科、物理学科、化学科、
生物科学科〈高分子機能学専修分野〉)
・工学部(応用理工系学科〈応用マテリアル工学コース〉、
機械知能工学科、環境社会工学科〈環境工学コース〉)
  • 東北大学
AO入試(総合型選抜)Ⅱ期・文学部
・教育学部
・法学部
・理学部
・医学部(医学科、保健学科)
・歯学部
・工学部
・農学部
AO入試(総合型選抜)Ⅲ期・文学部
・教育学部
・法学部
・経済学部
・理学部
・医学部(医学科、保健学科)
・歯学部
・薬学部
・工学部
・農学部
  • お茶の水女子大学
総合型選抜(新フンボルト入試)・文教育学部(人文科学科、言語文化学科、人間社会科学科)
・生活科学部(人間生活学科、心理学科、
食物栄養学科)
・共創工学部(人間環境工学科、文化情報工学科)
・理学部(数学科、物理学科、化学科、生物学科、情報科学科)
  • 九州大学
総合型選抜Ⅰ・共創学部
・教育学部
総合型選抜Ⅱ・文学部
・法学部
・経済学部(経済・経営学科)
・理学部
・医学部(保健学科)
・歯学部
・工学部
・芸術工学部
・農学部
  • 千葉大学
総合型選抜・国際教養学部
・文学部
・法政経学部
・教育学部
・理学部
・工学部(総合工学科〈デザインコース、物質科学コース)
・園芸学部
  • 横浜国立大学
総合型選抜・教育学部
・経済学部
・理工学部
・都市科学部
  • 名古屋大学
大学入学共通テストを課さない総合型選抜理学部(化学科、生命理学科)
大学入学共通テストを課す総合型選抜理学部(数理学科、物理学科、地球惑星科学科)
  • 東京学芸大学
総合型選抜・学校教育教員養成課程(初等教育専攻(A類)):音楽コース、美術コース、現代教育実践コース(環境教育プログラム)、ものづくり技術コース
・学校教育教員養成課程(中等教育専攻(B類)):音楽コース、美術コース、保健体育コース、家庭コース、技術コース、情報コース
・教育支援課程(教育支援専攻(E類):生涯スポーツコース

総合型選抜(旧AO入試)で受験できる主な公立大学一覧

総合型選抜(旧AO入試)で受験できる主な公立大学と、それぞれの選抜方法の名称、対象となる学部・学科は、以下のとおりです。

  • 国際教養大学
グローバル・セミナー入試・国際教養学部
グローバル・ワークショップ入試・国際教養学部
総合選抜型入試Ⅰ(4月入試)・国際教養学部
総合選抜型入試Ⅱ(9月入試)・国際教養学部
ギャップイヤー入試・国際教養学部
  • 東京都立大学
ゼミナール入試・理学部(生命科学科)
・都市環境学部(地理環境学科、環境応用化学科)
・健康福祉学部(看護学科、理学療法学科、作業療法学科)
科学オリンピック入試・理学部(物理学科、化学科、生命科学科)
・都市環境学部(地理環境学科、環境応用化学科)
・システムデザイン学部(情報科学科)
グローバル人材育成入試・人文社会学部
・経済経営学部
・都市環境学部・システムデザイン学部
SAT/ACT・IB入試・理学部(生命科学科)
研究室探検入試・都市環境学部(地理環境学科・環境応用化学科)
・健康福祉学部(看護学科・理学療法学科・作業療法学科)
総合型選抜(情報Ⅰ・Ⅱ利用入試)・システムデザイン学部(情報科学科)
  • 大阪公立市立大学
国際バカロレア選抜・文学部
・生活科学部
総合型選抜・現代システム科学域 教育福祉学類
・工学部(海洋システム工学科、都市学科)
・医学部(医学科)
  • 神戸市外国語大学
総合型選抜・外国語学部(英米学科、ロシア学科、中国学科、
イスパニア学科、国際関係学科、第2部英米学科)
  • 横浜市立大学
総合型選抜・国際教養学部(国際教養学科)
・国際商学部(国際商学科)
・理学部(理学科)

総合型選抜(旧AO入試)で受験できる主な私立大学一覧

総合型選抜(旧AO入試)で受験できる主な私立大学と、それぞれの選抜方法の名称、対象となる学部・学科は、以下のとおりです。

  • 早稲田大学
新思考入学試験(地域連携型)・法学部
・商学部
・文化構想学部文学部
・文学部
・人間科学部
・人間科学部
・スポーツ科学部
全国自己推薦入学試験・社会科学部
グローバル入学試験(日本語学位プログラム)・社会科学部
早稲田建築AO入学試験(創成入試)・創造理工学部(建築学科)
特別選抜入学試験・先進理工学部(化学・生命化学科、応用化学科、生命医科学科、電気・情報生命工学科)
総合型選抜Ⅰ群(トップアスリート入学試験)・スポーツ科学部
総合型選抜Ⅱ群(アスリート選抜入学試験)・スポーツ科学部
総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)・スポーツ科学部
グローバル入学試験(英語学位プログラム)・社会科学部
AO入学試験(4月入学・国内選考)・国際教養学部
Global Studies in Japanese Cultures Program(JCulP:国際日本文化論プログラム)日本学生入学試験・文化構想学部
英語学位プログラム特別入学試験・基幹理工学部
・創造理工学部
・先進理工学部
  • 慶應義塾大学
自主応募制による推薦入学者選考・文学部
FIT入試・法学部
AO入試・理工学部
・総合政策学部
・環境情報学部
・看護医療学部
  • 国際基督教大学(ICU)
総合型選抜・教養学部(アーツ・サイエンス学科)
  • 同志社大学
アドミッションズオフィス方式による
入学者選抜(AO入試)
・商学部(商学科〈フレックス複合コース〉)
・文化情報学部(文化情報学科)
・生命医科学部(医情報学科)
・スポーツ健康科学部(スポーツ健康科学科)
  • 明治大学
アドミッションズ・オフィス(AO)入学試験・理工学部
地域農業振興特別入学試験・農学部(食料環境政策学科)
自己推薦特別入学試験・文学部
・農学部
・国際日本学部
・総合数理学部
公募制特別入学試験(大学入学共通テスト利用)・商学部
公募制特別入学試験(全国商業高等学校長協会会員校対象)・商学部
グローバル型特別入学試験・政治経済学部
  • 立教大学
自由選抜入試・文学部
・異文化コミュニケーション学部
・経済学部
・経営学部
・理学部
・社会学部
・法学部
・観光学部
・コミュニティ福祉学部
・現代心理学部
・スポーツウエルネス学部
  • 関西学院大学
総合選抜入学試験・神学部
・文学部
・社会学部
・法学部
・経済学部
・商学部
・人間福祉学部
・国際学部
・教育学部
・総合政策学部
・理学部
・工学部
・生命環境学部
・建築学部
  • 中央大学
チャレンジ入学試験(総合型選抜入学試験)・法学部
自己推薦入学試験・文学部
・国際経営学部
高大接続入学試験・経済学部
高大接続型自己推薦入学試験・理工学部
英語運用能力特別入学試験・法学部
・経済学部
・商学部
  • 立命館大学
(総合型選抜)AO選抜入学試験・産業社会学部
・国際関係学部
・文学部
・映像学部
・経営学部
・政策科学部
・総合心理学部
・グローバル教養学部
・経済学部
・スポーツ健康科学部
・食マネジメント学部
・理工学部
・情報理工学部
・生命科学部
・薬学部
(総合型選抜)文化・芸術活動に優れた者の
 特別選抜入学試験
・法学部
・産業社会学部
・国際関係学部(国際関係学科)
・文学部
・映像学部
・経営学部
・政策科学部
・総合心理学部
・経済学部
・スポーツ健康科学部
・食マネジメント学部
・理工学部
・情報理工学部
・生命科学部
・薬学部
(総合型選抜)スポーツ能力に優れた者の
 特別選抜入学試験
・法学部
・産業社会学部
・国際関係学部(国際関係学科)
・文学部
・映像学部
・経営学部
・政策科学部
・総合心理学部
・経済学部
・スポーツ健康科学部
・食マネジメント学部
・理工学部
・情報理工学部
・生命科学部
・薬学部
  • 青山学院大学
自己推薦・文学部(英米文学科、史学科、比較芸術学科)
・地球社会共生学部(地球社会共生学科)
・コミュニティ人間科学部(コミュニティ人間科学科)
スポーツに優れた者・文学部(史学科、比較芸術学科)
・教育人間科学部(教育学科)
・法学部(法学科、ヒューマンライツ学科)
・経営学部(経営学科、マーケティング学科)
・国際政治経済学部(国際政治学科、国際経済学科、国際コミュニケーション学科)
・総合文化政策学部(総合文化政策学科)
・社会情報学部(社会情報学科)
・コミュニティ人間科学部(コミュニティ人間科学科)
  • 法政大学
グローバル体験公募推薦・文学部(哲学科、日本文学科、英文学科)
・経営学部(経営戦略学科)
・キャリアデザイン学部(キャリアデザイン学科)
・現代福祉学部
(福祉コミュニティ学科、臨床心理学科)
国際バカロレア利用自己推薦・文学部(哲学科、日本文学学科、英文学科)
・経済学部(経済学科、国際経済学科、現代
ビジネス学科)
・人間環境学部(人間環境学科)
・キャリアデザイン学部(キャリアデザイン学科)
自己推薦・文学部(日本文学科、地理学科)
・人間環境学部
・GIS(グローバル教養学部)
・スポーツ健康学部
・理工学部(機械工学科〈航空操縦学専修〉)
英語外部試験利用自己推薦・経済学部
・法学部(国際政治学科)
分野優秀者・国際文化学部
SA自己推薦・国際文化学部
キャリア体験自己推薦・キャリアデザイン学部
商業学科等対象公募推薦・キャリアデザイン学部
トップアスリート・スポーツ健康学部
まちづくりチャレンジ自己推薦・現代福祉学部(福祉コミュニティ学科)
公募推薦・情報科学部
  • 学習院大学
総合型選抜(AO)・国際社会科学部
  • 南山大学
総合型選抜[資格・検定試験活用型]・外国語学部(英米学科、スペイン・ラテンアメリカ学科、フランス学科、ドイツ学科、アジア学科)
・経営学部(経営学科)
総合型入試[プレゼンテーション型]・総合政策学部(総合政策学科)
・理工学部(ソフトウェア工学科、データサイエンス学科、電子情報工学科、機械システム工学科)
・国際教養学部(国際教養学科)
総合型入試[講義体験型]・外国語学部(アジア学科)
  • 津田塾大学
総合型選抜・学芸学部(英語文学科、国際関係学科、多文化・国際協力学科、情報科学科)
・総合政策学部(総合政策学科)
  • 関西大学
アドミッション・オフィス入学試験
(AO入試)
・法学部
・文学部(総合人文学科〈英米文学英語学専修、英米文化専修、国語国文学専修、哲学倫理学専修、
比較宗教学専修、芸術学美術史専修、ヨーロッパ文化専修、日本史・文化遺産学専修、世界史専修、地理学・地域環境学専修、教育文化専修、心理学専修、映像文化専修、文化共生学専修、アジア文化専修、初等教育学専修〉)
・経済学部(経済学科)
・商学部(商学〈流通専修、ファイナンス専修、国際ビジネス専修、マネジメント専修、
会計専修〉)
・社会学部(社会学科〈社会学専攻、心理学専攻、メディア専攻、社会システムデザイン専攻〉)
・政策創造学部(政策学科〈政治経済専修、地域経営専修〉、国際アジア学科)
・外国語学部(外国語学科)
・人間健康学部(人間健康学科)
・総合情報学部(総合情報学科)
・社会安全学部(安全マネジメント学科)
・システム理工学部(数学科、物理・応用物理学科、機械工学科、電気電子情報工学科)
・環境都市工学部(建築学科、都市システム工学科、エネルギー環境・化学工学科)
・化学生命工学部(化学・物質工学科、生命・生物工学科)
スポーツ・フロンティア入学試験
(SF入試)
・法学部(法学政治学科)
・文学部(総合人文学科〈英米文学英語学専修、英米文化専修、国語国文学専修、哲学倫理学専修、比較宗教学専修、芸術学美術史専修、ヨーロッパ文化専修、日本史・文化遺産学専修、世界史専修、地理学・地域環境学専修、教育文化専修、初頭教育学専修、心理学専修、映像文化専修、文化共生学専修、アジア文化専修〉)
・経済学部(経済学科)
・商学部(商学科〈流通専修、ファイナンス専修、国際ビジネス専修、マネジメント専修、会計専修〉)
・社会学部(社会学科〈社会学専攻、心理学専攻、メディア専攻、社会システムデザイン専攻〉)
・外国語学部(外国語学科)
・人間健康学部(人間健康学科)
・総合情報学部(総合情報学科)
・社会安全学部(安全マネジメント学科)
・システム理工学部(数学科、物理・応用物理学科、機械工学科、電気電子情報工学科)
・環境都市工学部(建築学科、都市システム工学科、エネルギー環境・化学工学科)
・化学生命工学部(化学・物質工学科、生命・生物工学科)
国際バカロレア入試・文学部(総合人文学科〈英米文学英語学専修、
英米文化専修、国語国文学専修、哲学倫理学専修、比較宗教学専修、芸術学美術史専修、ヨーロッパ文化専修、日本史・文化遺産学専修、世界史専修、地理学・地域環境学専修、教育文化専修、心理学専修、映像文化専修、文化共生学専修、アジア文化専修〉)
・経済学部(経済学科)
女子特別入試システム理工学部
  • 日本大学
総合型選抜・法学部(第一部法律学科法曹コース、第二部を除く)
・文理学部
・経済学部
・商学部
・芸術学部
・国際関係学部
・危機管理学部
・スポーツ科学部
・理工学部
・生産工学部
・工学部
・歯学部
・松戸歯学部
・生物資源学部(バイオサイエンス学科、動物学科、海洋生物学科、森林学科,環境学科、アグリサイエンス学科、食品開発学科、食品ビジネス学科、国際共生学科、獣医保健看護学科)
・短期大学部(ビジネス教養/食物栄養、建築・生活デザイン/ものづくり・サイエンス総合)
  • 東洋大学
総合型選抜
(AO型推薦入試)
・文学部(教育学科(人間発達専攻、初等教育専攻)、国際文化コミュニケーション学科)
・経済学部(総合政策学科)
・国際学部(グローバル・イノベーション学科、国際地域学科)
・国際観光学部(国際観光科)
・情報連携学部(情報連携科)
・健康スポーツ科学部(健康スポーツ科学科)
・理工学部(機械工学科、都市環境デザイン学科、建築学科)
・総合情報学部(総合情報学科(心理・スポーツ情報専攻)
・生命科学部(生命科学科、生体医工学科、生物資源学科)
総合型選抜
(自己推薦入試)
・文学部(哲学科、東洋思想文化学科)
・経済学部(経済科)
・社会学部(社会科)
・福祉社会デザイン学部(社会福祉学科、子ども支援学科、人間環境デザイン学科)
・健康スポーツ科学部(健康スポーツ科学科、栄養科学科)
・総合情報学部(総合情報学科(システム情報専攻))
・生命科学部(生命科学科、生体医工学科、生物資源学科)
・食環境科学部(食環境科学科、フードデータサイエンス学科、健康栄養学科)
・法学部(法学科)
・国際学部(国際学科)

総合型選抜(旧AO入試)のメリットとは?

志望大学の総合型選抜を受けることで、次のようなメリットが期待できます。

一般選考では難しい大学にもチャレンジできる

総合型選抜は選考方法が大学によって異なり、多彩なのが特徴です。

一般入試では学力で判断されますが、総合型選抜の場合は学力だけでなく、本人の学習意欲や素質など、多面的に評価してもらえます。

苦手な教科があるなど、一般選考では合格が難しい大学であっても、行きたい学部や学びたいことに対して意欲的に取り組めば受かる可能性がある、というのは大きなメリットです。

倍率が一般選考に比べて低い

一般的に総合型選抜は、同じ大学・学部の一般選考に比べて競争倍率が低い傾向にあります。このため、一般選考よりも合格のチャンスが大きいといえますが、意欲の高い学生が集まってくるので十分な対策が求められます。

また、大学によっては総合型選抜の倍率が高いケースもあるため、志望大学・学部の最新データを確認しておいたほうがよいでしょう。

進学先が早めに決まる

総合型選抜の合格発表は11月以降とされており、1~3月頃に合格発表を迎える一般入試に比べて、早めに進学先が決まりやすい点もメリットです。

早期に進学先が決まってしまえば心に余裕が生まれ、大学入学までの数ヵ月間をより有意義に使うことができるでしょう。

総合型選抜(旧AO入試)で気を付けたいデメリットとは?

総合型選抜には上記のようなメリットがある反面、気を付けるべきデメリットも存在します。特に、次の3点は十分に注意しましょう。

専願や合格で入学必須の大学が多い

多くの大学において、総合型選抜は他校との併願が不可となっています。総合型選抜に合格すると入学が必須になるケースもあります。

一部の私立大学はほかの大学との併願を許可していますが、どちらにせよ、基本的に第一志望の大学に絞って総合型選抜を受けることが前提となるでしょう。

一般入試の準備との両立が難しい

総合型選抜の合格を目指そうとすると、一般入試の準備との両立が難しい点もデメリットです。

総合型選抜では、書類選抜に向けた各書類の準備や、第2次選考における面接・小論文・プレゼンテーションの対策などが求められます。

一般入試と対策の方向性が異なるため、上記の対策と受験勉強を並行して行わなければなりません。

仮に総合型選抜が不合格だった場合、一般入試に合格するのも難しくなるリスクがあります。

合格後のモチベーションの維持が難しい

先に「総合型選抜は早めに進路が決まるのがメリット」と紹介しましたが、その反面、合格してから大学入学までの期間における学習モチベーションを保つのが難しいのはデメリットです。

一般入試を経て入学する学生と学力や意欲に差が出ないよう、合格後も基礎学力を高める努力が求められるでしょう。

総合型選抜(旧AO入試)、どのような対策をすればいい?

先に紹介したとおり、総合型選抜(旧AO入試)は独特の選抜方法で実施されるため、それに特化した対策を行う必要があります。

ここでは、総合型選抜(旧AO入試)に挑戦するのであれば必ず押さえておきたい対策を5つ紹介します。

大学で研究したいことを明確にする

総合型選抜では学力の3要素が測られるとはいえ、やはり旧来のAO入試と同様、大学・学部とのマッチ度が重視されます。

そのため、「なんとなくこの大学のこの学部に入りたい」という気持ちで臨んでは、合格をつかむことはできません。

大学といえば漠然と「将来の夢を叶えるために専門的な勉強をするところ」と考えている方が多いかもしれませんが、大学はあくまで研究機関ですから、どの大学も意欲的に研究に取り組もうとする方を求めています。

そのため、総合型選抜(旧AO入試)に挑戦しようと思い立ったら、まず「自分は大学で何を研究したいのか」をはっきりさせることが大切です。

受験したい大学・学部を決めてから研究したいことを決めるという方法ももちろんありますが、大学生活を実り多いものにしたいのであれば、その研究に心から興味を持って取り組めそうかよく吟味してください。

研究したいことができる学部がある大学を探す

自分が大学で何を研究したいかが明確になったら、いよいよ大学選びです。インターネットを活用すれば、自分が研究したいことができそうな大学・学部をすぐに探し出せるでしょう。

しかし、自分が研究したいことができそうな大学・学部を見つけたとしても、そこに在籍している教授が門外漢である可能性があります。

そのため、自分の研究したいことができる大学を探すときには、教授の専門分野についてもしっかりと調べ上げることが大切です。

なお、自分が研究したいことができるかがインターネット上の情報だけではよくわからない場合には、オープンキャンパスに参加するなどして、実際に足を運んで確かめてみることをおすすめします。

総合型選抜(旧AO入試)を突破できる確率を最大限に高めたいのであれば、自身の研究したいことと学部・教授とのマッチ度がより高い大学を選ぶように心がけましょう。

研究したいテーマについての知識・経験を磨く

大学を選び終えたら、大学が提示している総合型選抜(旧AO入試)の募集要項をチェックし、合格するための具体的な対策を進めていきます。

なかでも、できるだけ早く、可能なら高校1~2年生のうちから取り組んでおきたいのが、研究したいテーマについての知識・経験の研鑽です。

研究したいテーマについての深い知識を身に付けておけば、志望理由書や学修計画書を書く際にはもちろん、小論文や面接にも自信を持って臨めるようになります。

また、研究したいテーマにまつわる経験を積んでおけば、より魅力的な活動報告書や小論文を書けるようになったり、面接で一目置かれる自己アピールができるようになったりします。

学業に苦手意識を持っているとしても、研究したいテーマについての知識・経験については、高校生ナンバーワンを目指すくらいの気持ちで取り組むとよいでしょう。

学業を疎かにしない

学校推薦型選抜ほどではありませんが、総合型選抜(旧AO入試)においても学業成績が合否の判断材料とされます。

そのため、総合型選抜(旧AO入試)で確実に合格をつかみ取りたいのであれば、研究したいテーマについての知識や経験を増やしつつ、学業成績を高める努力をすることが大切です。

総合型選抜(旧AO入試)でチェックされるのは、高校3年生の1学期までの評定平均です。

評定平均を高めたいのであれば、できれば1年生のうちから、遅くとも2年生のうちから定期テストで良い成績を収めたり、積極的に授業に参加したりするなどの努力を重ねる必要があります。

また、資格・検定試験の成績も合否の判断材料とする大学を受験する場合には、やはり早いうちから資格・検定試験の対策を練らなければなりません。

総合型選抜(旧AO入試)に挑戦したいと考えている方は、試験本番までの計画を綿密に練り、コツコツと無駄なく無理なく努力を積み重ねていってください。

面接試験対策は実践あるのみ

総合型選抜(旧AO入試)で課される課題や試験のなかで、面接試験に強い苦手意識を持っている方は少なくないでしょう。

面接試験対策は、ズバリ、実践練習あるのみです。どのような質問をされるかを予想し、その質問に対する答えをじっくり考えることも大切ですが、やはり練習しなければ、本番でうまく話すことはできません。

面接試験対策の練習は、通っている高校の先生に頼めば快く付き合ってくれるでしょう。しかし、本番に向けてより本格的な練習をしたいと考えるのであれば、総合型選抜(旧AO入試)の対策を得意としている塾や予備校に通うことをおすすめします。

なお、面接試験では、コミュニケーション能力や知識の専門性、見識の豊かさのみならず、一般常識を持ち合わせているかもチェックされます。

そのため、本番はもちろん、練習中も服装やマナーに気を配るように心がけてください。

総合型選抜(旧AO入試)を受けるなら受講したい専門予備校・専門塾

総合型選抜(旧AO入試)に挑戦してみたいと考えてはいるものの、自分一人で対策を進めていくのは心もとないという方もいるはず。

そのような方は、ぜひ、総合型選抜(旧AO入試)の対策を専門としている塾・予備校の門戸を叩いてみてください。

以下より、総合型選抜(旧AO入試)を受けるのであれば受講したい専門校を3校紹介します。

早稲田塾

早稲田塾は、東京に7棟、神奈川に3棟、千葉に2棟の校舎を構えている総合型選抜対策専門の塾です。

2024年度には、早慶と上智、国際基督教大学(ICU)といった難関大学に388名の現役合格者を輩出しました。内訳をみると、早稲田大学68名、東京理科大学12名、上智大学109名、ICU19名などとなっています。
※2024年10月時点の公開情報

早稲田塾がこれほど多くの難関大学総合型選抜現役合格者を輩出できる秘訣は、多彩で独特なカリキュラムにあります。

早稲田塾では、受験生同士のディスカッションを通じて表現力を培う「総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)特別指導」、専門講師の講評と受講生同士の講評を通じて論文の質を高めていく「論文系講座」、一般選抜への備えも万全にできる「東進講座」、英語4技能を鍛える「英語特訓道場」、英語の資格・検定試験対策を行う「英語4技能資格試験系講座」、プロフェッショナルによるワークショップを通じて表現力を伸ばす「表現力開発講座」、大学教授や有識者を招いてフィールドワークを行う「未来発見プログラム」を提供しています。

「教え教えられる」ことを重視したこれらの7つのカリキュラムを通じて、生徒の総合型選抜を突破する力を養います。

Loohcs志塾

Loochcs志塾は、東京・千葉・神奈川・宮城・大阪・兵庫・愛知・福岡・沖縄に25の校舎を構え、さらにネット・在宅受講コースを設けている総合型選抜専門の大学受験予備校です。

2024年度には、70名を慶應義塾大学法学部FIT入試、60名を慶應義塾大学SFC AO入試の合格に導いています。
※2024年10月時点で確認できた公開情報

9年連続で業界No.1の合格実績(2022年時点)で保持しているというLoochs志塾の強みは、AO入試に詳しい専門家たちが組んだカリキュラムにあります。

Loohcs志塾のカリキュラム策定にかかわっているのは、大学教授・弁護士・プログラマー・起業家など、Loohcs志塾の卒業生を中心としたそうそうたる面々です。

分野に応じた専門家によって考案された質の高いカリキュラムと、10年以上にわたって積み重ねられてきたノウハウにより、生徒を志望大学合格に導きます。

AOI

AOIは、東京・京都・大阪・兵庫に7棟の校舎を構え、さらにオンライン校を開設している総合型選抜専門塾です。

2024年度入試においては全体合格率97.7%を達成。合格者は早慶上智・GMARCH220名以上、関関同立累計合格者500名以上、国公立80名以上にのぼります。

また、国際教養大学や武蔵野美術大学、東京医科歯科大学などの医療系、芸術系の大学への合格者も輩出しています。
※2024年10月時点の公開情報

AOIの大きな特徴は、「人づくり」をベースとした濃密なカリキュラムにあります。

AOIでは、高校1年生に対しては、課外活動、自由研究活動、プレゼンテーション、読書、英語資格勉強を通じて好奇心を育成します。

高校2年生になると、自己分析、ロジカルシンキング、クリティカルシンキング、学問研究、社会問題学習を通じての自己の強みの発見と研究活動、社会課題分析、解決策の構想、学問研究、大学研究を通じての自走力の鍛錬を行います。

高校3年生になって初めて、志望校を選定し、大学別提出書類作成、推薦書の準備、面接練習などの大学別対策を提供します。

生徒の偏差値や成績だけで受験する大学を制限することはせず、生徒の個性や素養が認められる大学を探すところから、合格戦略の立案・学習サポートまでを徹底的に行うのが特徴です。

まとめ

総合型選抜は学力だけでなく、本人の学習意欲や素質、大学で学びたい内容など、多面的な視点で学生を選抜する方式です。やりたいことが明確な方や志望大学・学部が固まっている方が積極的に活用すれば、行きたい大学に合格できる可能性を高められるでしょう。

今回紹介した大学以外にも、今後国公立・私立を問わず、新たに総合型選抜を採り入れる学校が出てくるかもしれません。総合型選抜にチャレンジしてみたいと考えるなら、専門コースを開講している塾・予備校の活用も検討しましょう。